これも新種のシェアですね! 最近の軒先ビジネスから考えてみた。

昨日5/13の日経MJの特集が
『軒先で育つ商売のタネ』というもので
興味深かったのでご紹介します。

昔からある言葉
「軒先を借りる」というのは
考えてみれば
今、流行りのシェアですね。
記事にも紹介されていますが
店舗を構える八百屋さんは
自分の店の立地が悪いため
自由が丘駅前の
空きテナントの一等地前のスペースに
家賃を払って成功しています。

これは三方よしの典型で
ビジネススキームとして素晴らしいなと思います。

①ユーザー 駅前の便利な場所に八百屋さんが出来て便利
②不動産会社 得ることができないはずの家賃収入を生む
それもムダなコストは必要ありません。
③八百屋さん 出店コストを抑制しながら収入アップ

在庫のコントロールも出来ますね

また、シャッター街という寂しい状況も打破出来ますね。
八百屋さんのような元気がでる
コミュニケーション型のお店が
増加すると街に元気が生まれそうです。

このように考えて見れば
様々な空きスペースを
有効利用することで
三方よしの状況が作れます。

シェア3.0型の新しいビジネスも
ネット上に生まれています。
利用者とビルオーナー、商店主などの貸主を
繋ぐ「軒先ドットコム」です。
この「軒先ドットコム」
短期で借りれるレンタルスペースを
探して苦労したのが創業の理由だそうです。
課題解決がテクノロジーの発達と
人の参加を促すネットメディアの発達
参入コストの低減で
実現できたシェア3.0の典型で
今後もこういうシェア3.0ビジネスは
日本でも増えそうです。

そう言えば、最近
一般家庭の軒先に
タイムズなどの駐車場を目にすることも多くなっています。
有効利用できていないスペースは
他人にとってはとてつもない資産になることも!

こういったシェア型の動きも
インターネット時代の流動化と捉えると
ビジネスチャンスですね。

ソーシャルメディア時代は人とプロジェクトを
どうつなげるかという
ナレッジ資本主義の時代だという議論を
昨日、Ajitoでしていました。
人とプロジェクトを繋ぐビジネス支援が
出来たらハッピーと思いながら
このブログを書いています。
一緒にやれる方!
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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