「中央公論 2011年 08月号 」と谷崎潤一郎氏の 「陰翳礼賛」

昨日7月9日に梅雨が明けました。
例年より早い梅雨明けで、夏本番。
今日もソーシャルおじさんは
図書館に避難しています。
公共施設でノマドすることによって
少しでも節電できればと思っています。
夜、MacBookエアーとHTC EVOも充電しておきましたので
今、この時間私の家族は電気を使用していません。
(除く待機電力)
これで少しは節電できているのではないでしょうか?

今日発売の「中央公論 2011年 08月号 」が
松岡正剛氏 原研哉氏の「大人の節電×陰翳礼賛」という
特集を組んでいます。

谷崎潤一郎氏の
「陰翳礼賛」から引用された
下の一文が特集の巻頭に置かれています。

「美と云うものは常に
生活の実際から発達するもので、
暗い部屋に住むことを
餘儀なくされたわれわれの先祖は、
いつしか陰翳のうちに美を発見し、
やがては美の目的に添うように
陰翳を利用するに至った。」



この文章を読んで、なぜか40年以上前の
祖母の家での夏の体験を思い出しました。
夏休みになると何泊か泊まりがけで
一人で宿題を持って
祖母の家に出かけたのですが
平屋の和住宅には蛍光灯もなく
昼間なのに明るくない和室で
宿題を片付けるのです。
その当時ですからエアコンなどないのですが
風鈴が時々なる部屋は
今のような暑さではなかったような気がします。
庭から入る風が心地よく
井戸から水を汲んできて打ち水で
暑さをしのいだ記憶があります。

ストレステストが話題になる中
今後も日本中で電力が不足する状況で
先人の知恵を思い出すのも悪くないなと
中央公論 2011年 08月号 」を読んでふと思いました。
特集の中で原研哉氏のコメント
「日本の資源は美意識にある」
『「掃除が行き届いている」という感覚を大切にする』
「暗い方が落ち着くな」
というメッセージがソーシャルおじさんにはとても響きました。

日本人、捨てたものではないですよね!

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