世界の人口が70億人に、そしてシンガポールの一人当たりGDPは日本を超えています。

ついに世界の人口が70億を突破しそうです。
今月の10月31日には「世界人口が70億を突破する」
ロイターニュースが伝えています。
世界の人口は過去50年で2倍以上に増え
向こう50年でさらに20億─30億人が増えると予想されています。
日本では人口減少が話題になっていますが
世界的には人口は凄い勢いでまだまだ伸びていきそうです。
人口が増えるという事は、競争が激化して
世界中が競争相手になっていくという事です。

日本にいると人口減少、高齢化社会、年金問題、若者の就活浪人など
ネガティブなニュースが多いのですが
世界は確実に当たり前ですが、21世紀になっています。
日本が1990年以降、思考停止に陥って
変化できずにいる中で、世界中が豊かになろうと変わっています。
インターネットが国境と時間軸を変えたおかげで
世界中のビジネスマンと競争しないといけなくなりました。
豊かになる条件が変わり始めています。

そんな中で世界中の資本や人材を集積しているシンガポールが元気です。
まずは、一人当たりの名目GDP(USドル)の推移(1980~2011年)を
日本と比較してみましょう。

[世] 一人当たりの名目GDP(USドル)の推移(1980~2011年)の比較(シンガポール、日本)

皆さん、ご存知でしたか?
今年には、一人当たりの名目GDPで
私たち日本は、シンガポールに抜かれてしまっています。
そして、その差はどんどん大きくなってきていきそうです。
シンガポールは国を上げて、勝負に出ています。
政治家には、何処かの国とは全く異なり
パワフルなリーダーシップと戦略があります。

一例を紹介すると
法人税が優遇されています。
マックス17%で、10万ドル(約700万円)まではなんと0%。
30万ドル(約2100万円)まで8.5%と低率になっています。

ベンチャー支援も充実していて、スタートアップにはもってこいの国家です。
アメリカを狙うという選択肢もありますが
シンガポールをベースにして、アジアマーケットを攻略する
というアイディアもありだと思います。

シンガポールがソーシャルメディアも普及していて
アジアナンバー1を韓国と争っています。
進出した場合のコミュニケーションミックスも
ソーシャルメディアでローコストで展開できそうです。

Conscore Media Metrixの2011年3月調査 
アウンコンサルティングサイトより引用

また、Facebookの普及率は80%近くと
アメリカ同様、FBがコミュニケーションのプラットフォームになっています。

ご縁があって、そのシンガポールに11月に行ってきます。
シンガポールでのビジネス展開を支援するプロジェクトの視察で
現地のコミュニケーション業界との交流も図れそうです。
成長著しいソーシャルメディア先進国のシンガポールに行って、
これからの世界での戦い方のヒントを探してこようと思います!
またこのブログで紹介しますね。

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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