テレビの視聴時間とスマホの利用時間など。

最近の私のTV視聴時間は急激に減少しています。
昨日も、今朝もTVは一分も見ませんでした。
方やスマホはと言えば、起床時、移動時間、隙間時間、就寝時と
ほとんど手放なせない状態になっています。
別にゲームをしている訳ではなく、ニュースサイトやソーシャルメディアで
情報収集、発信をしたり、アプリやメールでビジネスをしているわけです。

私のような、生活者が増えていることが調査でも明になりました。
先月楽天リサーチからスマートフォンの使用実態に関する調査というレポートが
面白いデータがいろいろあったので、TVの視聴時間とともにまとめてみたいと思います。
調査エリア  :全国
調査対象者  :20歳から49歳男女
回収サンプル数:1,200サンプル(性年代均等割付 各セル200サンプル)
調査期間   :2012年5月9日から5月10日
調査実施機関 :楽天リサーチ株式会社

それによると、スマホユーザーのスマホ利用時間が増加している事がわかります。

一日に3時間以上利用している人が9.8% 3時間以内が14.2%と
相当の時間をスマホを使用して過ごしていることがわかります。
(因みに、PCの利用時間は減っていません。後述)

以前のメディア接触時間で3時間と言うと思い浮かぶのが、TVの平均視聴時間。
TV視聴は3時間という視聴時間が常識だったのですが最近の若者のTV離れは深刻です。

昨年、総務省が発表した「情報通信白書」では、
世代別の「テレビを見る」時間を過去と比較したデータがある。
10代では、2005年に1日平均106分だった視聴時間が、
2010年には70分とわずか5年で3割以上も減少している。
同様に20代では、2005年に104分だったのが2010年には76分に激減しています
このデータを見ると、ここ5年で相当TV離れが進んでいることがわかります。

これは、スマホが今より普及していないと思われる時期の調査ですから
この調査を見ると今後のTV離れがより進むのではと考えた次第です。

また、スマホの普及が今後、ミドル、シルバーに進むと、このTV離れと言う状況は
日本人全体に一気に進むかもしれないですね。

以下いくつか楽天リサーチの調査レポートをサイトから引用してみます。
■利用時間が7割以上増加。従来型の携帯よりもスマホのほうが利用時間が長い。
スマホ購入後にどれくらい携帯電話を利用しているのかを聞いたところ
従来型の携帯電話よりスマホの利用時間のほうが多く、
「利用時間が以前の2倍以上に増えた」(40.8%)と「利用時間が以前より少し増えた」(30.8%)
という回答を合わせると7割以上(71.6%)となった。
利用シーンを聞いても、在宅中や移動中などさまざまな場面で利用しており、
スマホとの接触時間の拡大の様子がみてとれる。

■スマホ購入後のPC利用時間、「変わらない」が6割以上
スマホが普及し閲覧時間が伸びても、PCの利用時間は「変わらない」が6割以上(63.3%)で
突出して多かった。スマホとPCの両方を活用しているユーザーが多数いるようだ。
スマホやタブレットPCなどの電子機器が改良され、
高機能でデザイン面も優れたデバイスが販売になると予測されるなかで、
ユーザーは利用シーンに適したデバイスを活用し、情報をネットで取得するようになる。
今後も、ますますネットサービスの成長が見込まれると言える。

■スマホ購入後は、情報検索とWEBサイト閲覧が増加。
従来型の携帯電話からスマホに換えて変わったことを聞いた。
6割を超えたのが「情報を検索する機会が増えた」(67.4%)、
「Webサイトを閲覧する機会が増えた」(61.1%)で、スマホが従来の携帯電話と比べて、
より“PC的”な使い方をされていることがわかる。ほかに、
「SNS(twitterやfacebookなど)の閲覧・投稿が増えた」(37.8%)、
「動画を見る機会が増えた」(33.7%)などの回答が比較的多かった。

 さらに、従来型の携帯電話に比べてスマホが便利な点を複数選択で聞いたところ、

「画像が大きく見やすい」(68.7%)、「Webサイトへの接続が簡単」(64.3%)、
「情報量が多い」(57.9%)がトップ3の回答となった。

■約6割がスマートフォン経由で商品を購入

楽天市場では携帯端末経由の売り上げが近年伸びており、
特にスマホからの売り上げがこの1年で急伸している。今回の調査でも、
スマートフォンを使って商品を購入している人は、全体の約6割(61.4%)だった。
購入している商品は、「書籍/CD/DVD」(36.0%)、「ファッションアイテム」(27.8%)、
「日用品雑貨」(19.8%)などで、従来の携帯電話に比べて大きな画像が閲覧できたり、
操作性が高いこともあり、さまざまなジャンルの商品が購入されていることがわかる。

以上のように、スマホが生活者の中の中心的存在になりつつあります。
実際にFBやTwitterの投稿など、生活者がセルフメディアとして情報発信を始めています。
また、楽天ではスマホ経由の売り上げが急増しているなど

消費文化にも大きな影響を及ぼしています。

スマホユーザーに対する意識を高め、コミュニケーションデザイン、
サイト設計をする必要がますます重要になってきそうです。

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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