中国ソーシャルメディアで尖閣以降の中国国民の感情をリスニングする。

昨日11月8日はソーシャルおじさんズTVをUSTREAM配信させていただきました。
ゲストは中国ソーシャルメディアの専門家、アジアクリック代表の高橋学さん
高橋さんはソーシャルおじさん18号でもあり、私のコンサル仲間です。
天津近郊に5年間住んで、中国語をマスターし、彼らの文化を理解し
シナウェイボーで積極的に情報発信している高橋さんのお話はとても興味深く
日中関係でもめている今だからこそとても役に立ちました。
Video streaming by Ustream昨日の番組のテーマは「ソーシャルメディアで探る、中国リスク対策と中国ビジネス」。
番組の中でも紹介しましたが、尖閣の暴動事件の後でも店舗被害にあったイオンは
中国での積極展開をやめようとしません。
UNIQLOの柳井代表もリスクを覚悟して進出していると語っています。
彼らはなぜ進出をあきらめないのでしょうか?
日本のメディアは一部暴徒の姿をこれでもかと報道しました。
一方の中国メディアなど逆にデモはなかったような報道で
どちらのメディアも両国民に真実を伝えていませんでした。

その中でイオンやUNIQLOはいち早く進出再開を決定したのでしょうか?
これは推測ですが、中国のソーシャルメディアのシナウェイボーなどを使って
中国の消費者が何を考えていたか分析した結果
日本という国家に対しての嫌悪感はあっても
日本の商品やサービスへの絶大な支持は変わらないと
経営者達は読んだからではないでしょうか?

実際、高橋さんが尖閣事件以降の中国消費者のユーザーの書き込み分をしたところ
相変わらず評価は高く、ネガティブなコメントは殆ど見つからなかったそうです。

大好きな日本製品がなければ、生きていけないと言う屈折したコメントなど
思わず笑ってしまう書き込みも結構あったそうです。

中国とビジネスしている企業に、今、必要なことは
中国ソーシャルメディアを使って、ソーシャルリスニングを実践することかもしれません。
ご興味ある方はアジアクリック代表の高橋学さんと私でお手伝いさせていただきますので
Facebookなどのソーシャルメディアなどでご連絡ください。

キーマンズネットのアプリ記事連載です。(11月5日更新)
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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