おじさんを改造する方法。若い世代のカッコ良い人のマネをしてみよう。

若いときから、かっこ良い人のマネばかりしていました。
おしゃれな先輩のスーツを真似たり
できる先輩の話し方を真似たり
小説家のレイモンドチャンドラーのかっこ良い台詞を真似たり
なんか私の人生はマネばかりだったなあと思っていました。

しかし、40歳を超えた頃から、真似るが基本なんだなと考え直すことにしました。
「真似ぶが学ぶの語源」なんだと意識し直してから、余計にそう思うようになりました。
人のよいところを真似ることからスタートして、習慣化していくうちに
だんだん自分らしさが、付加されていき自分を変えていくことができるのです。

人間は親を真似ることから人生をスタートします。
真似るというのは成長の基本なのですが
年を重ねてくると、真似たい人との新たな出会いが減ってきます。
多くのことを体験してきたことから、脳がいろいろなことに慣れてしまい
新しいことへの好奇心が減ってくるのも原因かもしれません。
いつも同じ人と話すことが多くなり、新しいコトにも出会わなくなり
その結果、サプライズやワクワクが減っていくのです。

しかし、世の中は絶えず新しいことが起こっています。
そして、それは大概は若い世代から始まることが多いのです。
しかし、40も後半になると、極端に若い世代との交流が減ります。
無理をしないとなかなか若い世代とのコミュニケーションができなくなるのです。
これでは自分の中に変化を起こすことはできないですね。

2007年にiPhoneとソーシャルメディアを使い始めたときに
好奇心を錆びさせてはいけない!
新しいモノを考える人との出会いをデザインし続けなければ
成長できなくなるという直感が働きました。

それ以来、ソーシャルメディアでかっこ良い人を見つけたらフォローして
よいと思うコメントやリンクはRT、シェアするなどして彼らの応援をはじめました。
応援を続けながら、ソーシャリアルのネットワークを拡大していれば
いつしか面白い人との出会いがデザインできるようになるのです。

不思議なことに何かの力が働いて
引き寄せられるような感じで、人と出会えるようになるのです。
その出会いで相手がカッコ良いと思ったら
彼らが私よりも相当若くても、私は彼らのスタイルやよいところを真似します。
面白い本を教えてもらったり、よいアプリがないかなどを質問します。

自分にないモノを持っている人に会うのは刺激的です。
ソーシャルメディアを使えば、若い世代や海外の方々との出会いもデザインできます。
昨日も書きましたが、トム・ピーターズのこの言葉こそ
ソーシャルメディア時代の金言なのです。
 「いつでも、どこでも、 
タレント(できるヤツ、面白いヤツ)を求めてきょろきょろしてろ。 
カッコいい人と付き合い、カッコいい人と共謀し、カッコいい人から学べ」
そう、ソーシャルメディア時代はカッコよいタレントを見つけやすい時代なのです。


36歳からはじめるソーシャルメディアという電子書籍ですが 
15号の新井浩之さん28号のサトカズ(佐藤和則)さんと私の3人の
ソーシャルおじさんズのコミュニケーション・ノウハウや体験談を徹底公開しました。

アプリそうけん(スマホのアプリ紹介)はこちらから
キーマンズネットのFB記事連載です。(4月22日更新)

 
Photo Credit 

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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