一瞬で自分を変える言葉 アンソニー・ロビンズ名言集の書評 すぐに取り入れたい3つの言葉。決断筋を鍛えよう!

すべての出来事はあなたへのギフトである。アンソニー・ロビンズ

一瞬で自分を変える言葉 アンソニー・ロビンズ名言集清水康一朗著)
今年の2月に購入し、流し読みしたままだったのですが
最近、アンソニー・ロビンズの書籍を再読していくうちに
気になり始め、改めて、この週末に読み返してみました。
本書で紹介されている75の言葉はどれも素晴らしいのですが
今日は私がインスパイアされた以下の3つの言葉を中心にご紹介します。
■決断を習慣にせよ。決断はすればするほど質が高まる。
笑いや微笑みは、人生を変えるスイッチ。
■力強いビジョンを想像せよ。とにかくペンを動かして書き続けよ!

ビジネスマン向けに書かれたアンソニーの名言集なので
ビジネスやプロジェクトの悩みを解決する言葉が多いのが特徴です。
清水康一朗氏の経営者のケーススタディを活用した解説もわかりやすく
アンソニーの言葉をより自分ゴト化できると思います。

左ページにアンソニーの名言、右ページに清水氏の解説というシンプルな体裁なので
どこからでも読めますし、何度も読み返せるので
アンソニーの名言を脳に刷り込みたい人には、とても便利な一冊だと思います。

決断を習慣にせよ。決断はすればするほど質が高まる。
(※一瞬で自分を変える言葉 アンソニー・ロビンズ名言集、36P)
決断をする習慣にすると質だけでなくスピードもアップします。
先送りの人生を続けていた私ですが
アンソニーの書籍に書かれていることを真似、実践するだけで
驚くほど私の生活は変化しています。

その中で一番大きな変化をもたらしたのが「決断」です。
7年前に断酒を決め、アクションを起こしたことが私の変化のスタートラインでした。
その後、iPhoneを使う。ソーシャルメディアでアウトプットする。
書籍を書く。ブログを書く。セミナーを始める。朝早く起きる。
二次会には出ないなどいろいろな「決断」を重ねてきました。
その結果、私の人脈は7年前とは全く異なるものになり
それらのコミュニティから日々多くの刺激を受けられるようになったのです。

そして、昨日も一つの決断をしました。

昨日のブログで書いたアンソニー・ロビンズの運命を動かす
紹介されていた朝のパワークエスチョン
早速、今朝起きたときに自分に質問してみました。

考えるだけでなく朝のパワークエスチョンを実践することで
小さな一歩、ベイビーステップを踏み出したのです。
まずは、決める、そして、決めたことをやることがアンソニーの教えなのですが
それを書籍を読んだタイミングから、すぐに実践できました。
当然、このパワークエスチョンは、明日も続け、習慣化したいと思います。
そして、夜のパワークエスチョンにもチャレンジしたいと思います。

さて、決断に関しての清水氏の解説が秀逸だったので以下引用します。

これまで決断を避けてきた人は、実は「決断をしない」という決断をしている。それが習慣になっているので、何かを本当に決断すべき時に決断できない。そして、人生は変化なくすぎていく。

決断をしないから、人生は変化なく過ぎていくというのはいたい言葉です。
私も断酒を決めるまでに20年以上かかり
3万時間以上の貴重な時間を浪費していたのです。
変化のためにはすばやい決断が必要なのです。

成功する人は、素早く決断し、一度決めたことはなかなか変えないという調査結果がある。反対に失敗する人は決断が遅く、せっかく決めたことを簡単に変えてしまう傾向かある。本気で決断していないため、変えることに抵抗感がないからだ。なぜ本気で決断できないのか。それは「間違った決断をしたくない」という恐怖心があるからだ。しかし、間違った決断は、なされなかった決断に勝る。間違った決断の結果、望ましい成果が得られなかったとしても、それは失敗ではない。なぜなら必ず何らかの結果は得られるのだから、それをフィードバックとして受け入れ、改善していけばいいだけだからだ。自ら決断したことでなければ、漫然と結果を受け入れるだけになる。それでは、結果に伴う価値を見いだせない。決断は筋肉と同じように、鍛えれば鍛えただけ強さが増す。いわば「決断筋」が鍛えられ、しだいに決断の質は高まってくる。決断して、失敗するからこそ新しい知恵や行動力が手に入る。間違いを恐れずに、決断を習慣にしよう。

「決断筋」を鍛えるというのがよいですね。
以前、ブログの筋力を鍛えるという記事を書きましたが
これからは「決断筋」も鍛えていきたいと思います。
失敗を恐れずに、決断を習慣化していきたいと思います。

笑いや微笑みは、人生を変えるスイッチ。
(※一瞬で自分を変える言葉 アンソニー・ロビンズ名言集、62P)
辛かったり、忙しいときには誰もが、しかめっ面になるものですが
いつでも笑顔を絶やさない方がいます。
そういった方は、人生を変えるスイッチの押し方を心得ているのでしょうね。

人間は、辛いから落ち込むのではない。気分が良いから笑うのでもない。むしろ、気分を変えるため、肉体の状態を良くするために、笑いや微笑みを活用するのだ。笑うことをスイッチにして、あなたの状態をコントロールしよう。あなたの意志は庭師、肉体は庭のようなものだ。庭師がメンテナンスしなければ、庭は当然傷んでしまうだろう。逆に庭師が快適に仕事をしていれば、庭も良好な状態が保てる。意志は、自分しだいで変えられる。積極的に笑うなど、いつも快を感じるように注意すること。それにより、あなたの庭=肉体は美しく変わるのだ。

意志は自分の力で変えられます。
辛くなりそうな時ほど、自分の意志で笑顔を絶やさないようにしたいものです。

力強いビジョンを想像せよ。とにかくペンを動かして書き続けよ!
(※一瞬で自分を変える言葉 アンソニー・ロビンズ名言集、176P)
このブログを書き始めて、3年以上1300本以上の記事を書いてきました。
考えたことは言語化しないと定着しないのです。
私はよい言葉を見つけたり、アイデアが浮かんだときには
いつもiPhoneでメモを取るようにしています。

考えたことは、言語化しないと定着しない。すぐにノートとペンを取り出し、質問に答えてみよう。①ビジョン・あなたが達成したい最終的な結果は何か?②究極の目的・あなたはそのビジョンをなぜ達成したいのか?③戦略的なゴール・どのような戦略的なゴールをビジネスで持っているか?④アイデンティティ・最終的にあなたは何によって知られるのか?⑤あなたの資源・あなたはどのような資源を使えるか?⑥3つの繁栄・最もフォーカスする3分野は何か?⑦1年間のゴール⑧90日間のゴール これらに回答がないと、自分はもちろん、周囲の人も気持ちを高く保てない。とにかく、いつでもペンを動かして、感じたことを書き続けることだ。 

特に、自分のアイデンティティややりたいことを明確化するために
私はこのブログやソーシャルメディアを活用しています。
自分の未来を創り出すために、自分の脳の今現在をこのブログに書き出しているのです。
  
ソーシャルメディアを武器にするための10カ条の中でも
アンソニー・ロビンズから学んだ手法を紹介しています。
ぜひ、ご一読ください。

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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