5分の使い方で人生は変わる(小山竜央著の)の書評 #書評 #習慣化

困難に立ち向かうと、人は挫折することが多くなります。
世の成功本の多くは、その人のやり方がたまたまうまくいっただけだと
5分の使い方で人生は変わるの著者の小山竜央氏は
バサッと他の成功本を切り捨てます。

小山竜央氏のブログは旅ブログの中に時間や脳の使い方に関する
貴重なアドバイスが満載で、楽しみながら人生をエンジョイする方法が見つかります。
例えば、時間を貴重に考えすぎている症候群のコメントなどは秀逸です。

今と50年程前の世界を比べた時に、明らかに今の方がコンピューターも進化して生産性が上がったにのも関わらず、『 時間がない 』というおかしな現象が起きています。これは常に時計とデジタルに囲まれ”時間を貴重に考えすぎている症候群”から来ているからです。

貴重に感じれば感じるほど、脳では貴重なものを大切にしよう!という制限を行いブレーキをかける為、「たっぷり使えない」のです。

「大人になって時間が短くなったと感じる人」その理由も同様で、残りの寿命が短くなるにつれて、時間を貴重にしすぎるからです。

5分の使い方で人生は変わるはこのような小山竜央氏の視点で
人生を楽しく変えるための方法が紹介されています。
特に第6章の「小説をできるだけたくさん読んで疑似体験を重ねよう」などの
あなたの【基準】を高める15の習慣」は
すべて取り入れたいほど魅力的で、刺激的です。
 
それでは、本書の紹介を始めたいと思います。
小山竜央氏は人生は1日に5分だけ日常を変えるだけで楽しくなるといいます。
脳は前例主義なので、無意識のうちに、昨日と同じことをしようとします。
もし、変わりたいのなら「変わりたくない脳」を攻略する必要があります。
気合いや努力ではなく、その際1日に5分だけでも日常を変えれば良いのです。
重要なのは困難に立ち向かうのではなく、脳に負担をかけずに
5分から日常を変えていくことなのです。

私も実はこの5分の力で人生を変えてきたので、小山氏の主張には共感しています。
5分の隙間時間で、iPhoneを活用してブログのネタを書き始めたことで
私は憧れていたブログの習慣化に成功しました。
ネタが積みあがることで書くことが苦にならなくなったのです。
そして、毎日隙間時間でブログを書き始めたことで
5分で多くのことができると発見したのです。

5分あればiPhone、30分あればMacBookを開いて、いろいろなことができます。
Kindoleなら満員電車で書籍も読めますし、書評のネタ帳も作れます。

また、小山氏は3時間勉強するというビックアクションを目標にすると
脳はめんどくさいと考え、先送りをすると指摘しています。
人は言い訳して、先送りをする天才なのです。
ためしに、5分間勉強したり、本を読むなどのスモールアクションを起こすと
その後集中している自分がいます。
5分が続けば、脳は勝手にやる気になるのです。
目先の5分なら先送りしませんから、スモールアクションを起こすことが
成功への大きな第一歩につながるのです。
私はこのスモールアクションベイビーステップと呼んでいて
このブログでも何回かご紹介しています。(関連記事1 関連記事2

「明日からダイエットしよう」などの明日から症候群も良くないですね。
自分を信用しすぎると翌日の自分に裏切られるのです。
人生を成功するためには翌日の自分を信じるのではなく
5分後=自分の目先の行動を決めることだという本書の主張は素晴らしいです。

5分後の自分をイメージでない人が、一年後の未来を作れる訳がないのです。
5分の力を侮らず、絶えず5分後の自分を再設定することを
習慣化することを続けていき、それができるようになったら
5分を1日、1週間、1ヶ月、1年と伸ばしていけば良いのです。

自分の行動を変えるヒント満載の5分の使い方で人生は変わるはお薦めの一冊です。

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
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