「幸せブーメランの法則」(望月俊孝著)に教わる「アイラブミー I LOVE ME」のワークの重要性 #書評 #習慣化

「人生はまさにブーメランだ。人に与えたものは手元にかえってくる。」という

デール・カーネギーのこの有名な言葉で始まるのが
望月俊孝著お金、仕事、最高の人生 幸せブーメランの法則です。

オアゾ丸善で偶然手に取った一冊だったのですが、読み始めたら
「他者に貢献すれば、必ず自分によいことが起こる」という最近の自分の考えに近く
正に望月俊孝氏に引き寄せられた感じで、読書を楽しめました。

◯幸せブーメランの4つの原則
望月俊孝氏は与えることで幸せはブーメランのように自分にかえってくると言います。 
そして、与えるときには「4つの原則」をしっかり認識すべきだと言います。
■与えたエネルギーもかえってくる 
■与えたものは時間差でかえってくる 
■与えたものが他の人を通じてかえってくる 
■与えること自体が報酬であり、受け取ることである

ポジティブなエネルギーにはポジティブなエネルギーが返ってきますし
ネガティブなエネルギーにはネガティブなエネルギーが返ってくるのです。
ですから、言葉や態度には気をつけたいと思います。
いつもありがとうを口癖にしたり、言い訳を封印しているのも
ポジティブな空気を自分の中に作り出すためなのです。

ソーシャルメディアでの人との繋がりから
与えたものが他の人を通じて返ってくることをこの数年で学びました。
ソーシャルメディアで人脈が可視化され、人の行動を見つけやすくなったために
思わぬところから、幸せが運ばれてくるようになりました。
他者への貢献や笑顔、自分の価値が
間違いなくよい出会いをデザインしてくれるのです。
このルールを意識して、ポジティブに生きられれば
結果は自ずと変わってくるのです。

このブログを継続して思ったのですが、私の場合書くこと自体も報酬になっています。
記事をアウトプットすることで、自分の成長も促せますし
読者の方から多くの気づきをもらえるようになりました。

ソーシャルメディアの場合リアルタイムに
幸せのブーメランが返ってくることもは多いのですが
ネットワークの中で自分の価値を見いだしてもらうためには
時間が必要だという事実にも気づけました。
よい貢献をしていれば、ネットワークの誰かが必ず見つけてくれるのです。
そして、それは忘れた頃にやってきます。

この幸せブーメランの4つの原則は正に私が常日頃考えていたことで
望月俊孝氏に整理していただいて、頭がすっきりしました。

◯自分を価値ある存在だと意識する
自分は価値ある存在だと意識し、人の役に立てるはずだとまずは思いましょう。
そして、自分をもっともっと好きになるべきだと望月氏は言います。

あなたは、この世界に「あなたらしさ」という最高に美しい音楽を奏でるためににいるのです。幸せを一層、深く味わうために、ここにいるのです。 あなたのご両親は、あなたがこの世に誕生したとき、最高の幸せを感じたことでしょう。赤ちゃんのとき、あなたの笑顔は、周りの人を皆、幸せにしました。あなたが近くにいるだけで多くの人が癒されました。

自分が価値がないと思うようになったのは過去の多くの嫌な体験の蓄積によります。
実は、それは単なる思い込みかもしれないのです。
誰かの何気ない一言がトラウマになっていたりします。
自分がネガティブに感じていることを書き出して
自分に質問したり、仲間に自分の魅力を確認することなどで
嫌な思い込みに終止符がうてたりします。

行動を起こすことで、自分の価値に気づくこともあります。
まずは、自分の親になったつもりで自分が素晴らしい存在だと見つめ直したり
子供のときに戻って、好きなことをやってみると
自分を好きになれますし、元気にもなれます。

◯笑顔はいつでもどこでも投げかけられる幸せブーメラン
望月氏のFacebookには、笑顔の効用が以下のように書かれています。

笑顔を投げかければ一番影響を受けるのは自分です。 まず自分が気分がよくなり、幸せになる。 それを見た人ももちろん笑顔になります。 たった2人があなたの笑顔を見ただけど、 あなたと2人の人で、ナント3倍の効果が上がります。 投げかけたものが3倍になって還ってくる。

そして、本書で望月氏は笑顔の可能性を以下の3つにまとめてくれています。
■笑顔は最高なおしゃれー人を惹きつけます。
■笑顔は最高のヒーリングー幸せを増幅します。
■笑顔は最高の自己PRービジネスチャンスを広げます。
そして、笑顔は自分の努力でただで身につけられる最高の自己PRですから、
使わない手はないですね!

「幸福になることが人生の唯一の目的です。 
そして一日に何回微笑むかがその人の人生をはかる唯一の尺度です」というApple創業者の
スティーブ ウォズニアックの言葉を噛み締めて、笑顔のトレーニングをしましょう。

◯ 「アイラブミー I LOVE ME」のワーク
自分が与えた分の幸せをしっかり受け取るためには
まず自分のセルフイメージを高めることが重要です。
多分、私も含めて多くの日本人は自分を大切にしていないですね。
この本で私が一番取り入れたいと思ったのは
この「アイラブミー I LOVE ME」のワークなのです。

セルフイメージが高い人は自分を粗末に扱わないのです。
幸せは自分自身を大切に扱う人に届けられるなら
自分を大切に思うことを習慣化しましょう。
「アイラブミー I LOVE ME」のワークは自分にご褒美を与える時間です。
頑張っている自分を大切にしないと、確かに未来はぼろぼろになりそうです。

私の場合の「アイラブミー I LOVE ME」のワークを考えてみました。
■ホテルで食事をする
■ゆっくり読書をする
■ドライブに行く
■仲の良い人とカフェで時間を過ごす
■沖縄や海外のビーチリゾートに行く などのリストが浮かびました。
自分にご褒美を与えることで、自分を大切に扱えるようになります。

また、自分を褒めたり、励ますことで
セルフイメージを上げていくことも大事だと望月氏は言います。
自分を認められない人がいくら人を褒めても効果はありませんから
まずは、自分を褒めることを習慣化して、よいエネルギーを人に繋げていきましょう。

今日も読んでいただき、ありがとうございます!

 
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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