台北で「あした死ぬかもよ?」(ひすいこうたろう著)を思い出した理由。 #習慣化

一昨日から台湾に来ています。
台湾は初めて来たのですが、古き良き日本
そして私の青春時代の日本に近い台北の風景を目にすることで
なんとも言えない懐かしさを感じました。
また、パワーあふれる現地の方々と
いろいろなコミュニケーションができ、気分がとてもスッキリしました。

ビジネスで今回は台北に来たために
観光はほとんどできなかったにも関わらず
この街のことがとても好きになりました。
帰る日の朝の感想はもっと早く来ていればよかった!
過去にもっと「冒険」「旅行」をしていれば、よかったなのです。

私は今までに日本や海外、いろいろな場所を訪問しているのですが
まだまだ、行けていない国が多く残っていることに改めて気づきました。
せっかくどこにでも入国できる日本のパスポートを持っているのですから
今後はこの特権を徹底的に使いたいと思います。

冒険で思い出したのが、前に読んだあした死ぬかもよ?ひすいこうたろう著)です。
以前、紙の書籍で読んでいたのですが、今回気になって
Kindle経由で、改めて電子版を購入してみました。
旅先であした死ぬかもよ?を読むことで
いつも以上に人生について考えることができました。

このあした死ぬかもよ?を定期的に読んで自分に質問することで
自分の人生の後悔を減らせるはずです。

本書の冒頭にはアメリカ人のシルバーの方へのアンケート結果が紹介されています。

そのアメリカのご老人達への質問は
90年の人生を振り返って唯一後悔していることはなんですか?」です。
その質問に対して、なんと90%の人が同じ答えを返したそうです。 

なんとそれは、「もっと冒険しておけばよかった」だったのです。

アメリカ人のシルバーのご老人たちの答えは
51歳の私が台北で考えたそれに近く、ちょっとやばいなと感じました。
今の私に、人生を悔いない解決策はあるのでしょうか?

ひすいこうたろう氏はあした死ぬかもよ?で生きるヒントを教えてくれています。

それは、死が間近に迫ったときに、自分の人生に後悔することです。死ぬ前に後悔することこそ、最大の不幸です。しかし、それを避ける方法がたったひとつだけあります。いま、この場でしっかり自分の死を想像してみればいい。死を真剣に見つめることで、あなたは自分の「本心」(ハートの声)に気づくことができる。

まずは、自分の死の瞬間、あるいは自分のお葬式をイメージしてみましょう。
もし、自分が過去を後悔していたり
参列者のいない寂しいお葬式をイメージしたのら、それはとても悲しいですね。

一方、自分が亡くなる日に全く後悔せずに
よい人生を送れて幸せだったと思えて、死ねたのら最高ですね。
当たり前ですが、お金も洋服も車もあの世には持っていけません。
お金儲けや仕事のしすぎで、家族との関係が悪くて
一人ぼっちで亡くなることだけは、私は選択したくありません。

自分の死を想像することで、やり残したことを見つけて
行動すれば、人生は間違いなく今より良くなります。
後悔を減らしていくためには、このあした死ぬかもよ?
27の質問に答えて、行動を変えていくことが良いのでしょう。

例えば、本書で紹介されている「これだけは失いたくない」というものを
5つ考えることで、自分の価値感、大事なコトを確認できます。

私は以下の5つを書き出しました。
■大切な人たち(家族や夢を一緒に叶えたい仲間)との時間。
■自分の足で旅をして、いろいろな体験をしたい。
■ブログや執筆を続け、情報発信をビジネスにしたい。
■自分の過去の記憶、体験を未来への資産にしたい。
■好きな音楽を聞いたり、書籍を読んで自分を成長させたい。 
などが頭に浮かびました。

自分の周りの人に自分の知識や体験で貢献したいという気持ちも強くあります。
もし、今日亡くなれば、当然、もう世の中には貢献できないわけです。
私は若い時にアルコールばかり飲んでいて、
40代前半まで、世の中にあまり貢献できていなかったので
それではあまりにも寂しい人生だと考え、生き方を変えました。
普通の人より時間が少ないので、やれることにどんどんチャレンジしたいのです。

あなたが生まれたとき、あなたは泣いていて周りの人たちは笑っていたでしょう。だから、いつかあなたが死ぬとき、あなたが笑っていて周りの人たちが泣いている。そんな人生を送りなさい。(ネイティブアメリカンの言葉)

今日は台湾のホテルで早起きして、このブログを書いています。
自分が後悔しないように、誰かの役に立ちつづけるために
アクションを続けていこうとこの旅先で決めました。

ここには書きませんが、震災にあわれた岩手の山田町の皆さんの話や
知覧の特攻隊に話などこの本を読むと自分の価値観が変わります。
明日が確実にあると考えなければ、今を大切にできます。
ぜひ、あした死ぬかもよ?をご一読ください!

今日も読んでいただき、ありがとうございます!
  
Photo Credit

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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