できる人の自分を超える方法の書評。雑用に関する捉え方を変えてみよう!

リチャード・テンプラーできる人の自分を超える方法に雑用の効果が整理されていました。
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無駄だと思える雑用にも、意味があることを再認識しました。
以下、テンプラーの言葉を引用します。

人生は無数のささいな行動や雑用でなりたっている。それはたとえるなら点描画のようなものだ。遠くから見ると、小さな点の一つひとつが一枚の絵になっている。それがすばらしい人生なのだ。ささいな事柄をすべて取り払ってしまったら、人生にはほとんど何も残らない。

些細なことを取り払ってしまうと人生には何も残らないのです。
雑用をすることで頭が整理できたり、気分転換ができたりします。
よいアイデアは、案外雑用をしているときに浮かんだりもします。
いつでも脳をオンにしておくと、案外ストレスがたかったりしそうです。
無数な雑用の時間がなければ、人の人生はつまらないものになるかもしれません。

ある親しい女性から聞いた話だ。夫を亡くした彼女は、しばらくの間は日々の雑用が嫌で嫌でたまらなかった。もう文句を言う人もいないのだから、彼女はしばらく雑用はしないことにした。しかし、雑用をすべてやめてしまうと、他にするべきもっと大切なことなど何もなかった。彼女は、日々の雑事は、人生で大切なポジティブなものだと気がついた。大切なことの合間にやっていると思っていた雑事こそが、実は人生でいちばん大切なことだったのだ。実際のところ、誰の人生も大半はささいな事柄でできている。

この逸話が示す通り、雑用をしなければ、時間は退屈なものになるかもしれません。
退屈な時間がなければ、脳はリッラクスしません。
インプットする時間だらけであれば、脳は疲れ果ててしまいそうです。
合間の時間で行う雑事が人生のために必要なポジティブな時間なのだと思えば
雑事も真剣にこなすのがよいのかもしれません。

小さなことの積み重ねが人生なのだからそれを楽しもう。

小さなことを積み重ねていくことが人生だと思えば
雑事を真剣にやることで良い結果がもたらされるかもしれません。

雑事を退屈だと思わずに自分にひらめきを与える時間だと思えば、時間の過ごし方も変わります。
小さな積み重ねを大事にすれば、良い時間を過ごせるのです。
人生の中の雑用時間をポジティブに捉えるようにして
この時間は無駄だと考えないようにしてみましょう。
これで、焦りやイライラがなくなり、ハッピーな時間が過ごせそうです。
雑用を無くし、良い時間だけを過ごそうというのは無理なことだと思って
頭を切り替えることで、気分をよくできそうです。

今日も読んでいただき、ありがとうござました。

  
photo credit: sean dreilinger via photopin cc

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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