本好きのためのAmazon Kindle 読書術(和田稔著)の書評 書評ブログで人生を楽しくする方法

私は子供の頃から活字中毒で、暇さえあれば
新聞、雑誌、書籍を読んで過ごしてきました。
このブログの記事の多くも書評になり始めるなど
50歳を過ぎても本から離れられない生活が続いています。
不思議なことにブログに記事を書けば、書くほど
ますます、本が読みたくなるのです。
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最近ではiPhoneのKindleアプリで本を読むことが多くなってきましたが
先日、本好きのためのAmazon Kindle 読書術:
電子書籍の特性を活かして可処分時間を増やそう!
を購入しました。
タイトルの可処分時間を増やそう!という言葉に惹かれたのですが
この本によって、自分の読書法が間違っていないことがわかりました(笑)。
早速、隙間時間を使いまくって、先ほど読了したのですが
忘れないうちによいメッセージをブログ記事にまとめようと思います。
著者の和田稔さんとは、読書やタイムマネジメントの世界観も近く
本書で書かれている内容にとても共感しました。

昨年出版したソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術にも
私の読書術をご紹介しましたが
私は5分でも時間があれば
すぐに、iPhoneのKindleアプリを開いて、本を読み始めます。
現在、iPhoneを3台持っているのですが
それぞれのKIndleで違う本を読むようにしています。
並行しながらいろいろな本にチャレンジすることで
いつも頭に刺激を与えることができるのです。

忙しい生活の中で読書の量を増やしたいと考えている人は沢山おられると思います。だからこそ、世の中には様々な速読術が存在しています。速読術はきちんと身につければ効果は高いと思いますが、一方でどの手法にしろそれなりに時間をかけなければ身につけることはできません。私がおすすめする読書量を増やす簡単な方法は、「隙間時間を無駄にせず少しずつ本を読む」ことです。

Kindleでの読書は、書籍の携帯が辛くなくなりました。
以前の私のカバンには本が何冊も入っていて
一年に一個カバンを買い換えるほどに重かったのですが
最近は、Kindleのおかげで相当軽くなりました。
どこにいても、iPhoneを開けば、すぐに読書をスタートできますから
駅のホーム、会社のロビーなどでも、読めるようになりました。
和田稔さんが言うように、読書量を増やす簡単な方法は
隙間時間の活用こそが最善の方法で
そこでは、Kindleが大活躍してくれるのです。

とにかく、隙間時間を使えば、多くの情報をインプットできます。
著者の和田さんも風呂で読書をすると書かれていましたが
私も夜日経新聞を風呂の中で読みます。
活字中毒は風呂も隙間時間として捉え、活字を読むのです(笑)。

最近では、読書をするのが楽しいのか、読書記録を作るのが楽しいのかわからなくなることがあります。ある程度、Evernoteに読書記録が貯まってくると、ならんでいるノートを見返すのが楽しいという状態になります。これがモチベーションとなり、また読書をしようという気持ちになって、読む本の冊数が増えるという好循環が生まれます

和田さんは読書はログをとると
より楽しくなると書いていますが
私もこの意見には大賛成です。
多くの書籍を私はこのブログでレビューし
ソーシャルメディアでシェアしていますが
このアクションで何人もの著者や編集者と出会えるようになりました。
このおかげで私は自分の書籍を定期的に出版できるようにもなったのです。

iPhoneアプリ習慣術を書くキッカケも
私の編集者の方の書籍をブログで紹介したことが始まりでした。

本をアウトプットすることは
■自分自身のため(知識を自分ゴト化する)
■読者のため ブログの読者に新たな本を紹介する。(本との出会いをデザインする)
■著者のため 著者に新たな読者を紹介する。
■編集者のため 編集者に新たな読者を紹介する。
など多くの人に貢献できるのです。
読むだけでなく、アウトプットすることが新たな価値を生み出すのです。

最後に本を多読することについての和田さんの考え方を引用します。

本を多読して意味があるのかという声が聞こえてきそうですが、私の実感として意味はあると考えています。仕事やプライベートなどで何か困ったことが出てきた場合、それに関連する書籍を5冊程度まとめ読みしてみると良いと考えています。だいたい5冊の類書を読めば、どの本にも書かれている共通した点、そして著者ごとに主張が異なる点が見えてきます。特にどの本にも書かれている同じことというのは、その分野の常識のような内容だったりするのですが、不思議なことにこれらの常識的な情報は、書籍以外の媒体で探そうとしたとたん急に探すことが難しくなります。現代社会では、テレビはもちろん、インターネットもこれだけ発達している訳ですから簡単に見つかりそうなものですが、やはり書籍のほうが見つけやすい情報というものが存在するのです。変化の激しい現代においては、自分の知識を常にアップデートし続ける必要があります。そのインプットのもっとも手軽な方法が読書なのです。

私は専門家になりたければ、同じジャンルの本を10冊読んで
ブログに書こうとみなさんにすすめています。
これで、その分野の大概のことがわかるようになりますし
その内容をブログに書くことによって、専門家として認められ始めます。
変化の激しい時代に生き残るために、アウトプットを続けると
世の中(Google&ソーシャルメディア)が勝手にあなたを
スペシャリストとして認めてくれるようになるのです。
Kindleのインプットとブログのアウトプットを武器にして
自分の可能性をどんどん広げてみましょう。

本好きのためのAmazon Kindle 読書術はソーシャルメディア時代に
活躍するための手引き書としても最適な一冊だと思います。

最後にもう一つ本書から引用して、終わりにします。

紙の本とKindleを併用することで読書の量、読む本のジャンルが広がりました。電子書籍よりも紙の本のほうが好きだからKindleは必要ないとか、Kindleがあるから紙の本は必要ないというような「ゼロ」か「イチ」かの発想ではなく、生活に電子書籍を取り入れることで、より豊かな読書ライフを送れるという発想が自然だと考えています。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

  

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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