不安の種になっている事柄が、実際に起こる確率はどのくらいだろうか?

幸福になるためには、不安を取り除くことだと
このブログを書き始めてから思い始めました。
そのきっかけになったのが、このデール・カーネギーの言葉です。
「不安の種になっている事柄が、実際に起こる確率はどのくらいだろうか?」
デール・カーネギーは、新訳 道は開けるの中で
不安を撃退する方法を確率論から教えてくれます。
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以前の私は未来に対して、漠然とした不安がありました。
自分に自信を持てなかったことと、今を大切にしていなかったことが原因でした。
ビジネスでストレスを感じると、私はいつもお酒でごまかしていました。
その場は楽になるのですが、根本的な解決を怠ったために
未来に不安を残す結果になり、ますますお酒に逃げる悲しい人生を過ごしていました
いつしか、生活はお酒中心になり、余計にストレスをため込んでいったのです。

心身ともに疲れた私は、8年前に断酒を決心し
空いた時間で多くの書籍を読み始めました。
そんなときに、このカーネギーの言葉に触れたのです。
これで気分が楽になり、私は悩むのをやめました。
実際、悩んでいたことが、現実になる確率はとても少なかったのと
カーネギーの言葉をアフォメーションにすることで
大丈夫だと思えるようになり、不安を感じなくなったのです。

今では、少しでも不安を感じたら、行動を起こすようにしています。
まずは、不安の原因を書き出し、それがたいしたことではないと思うのです。
不安の原因が見つかったら、それを小さく切り刻んでしまうのです。(サラミスライス
タスクが小さくなったら、すぐに行動に移します。
行動をはじめれば、頭の中で膨らんだ不安が大きなモノに思えなくなるのです。
不安の原因はたいがいは、無行動によるものです。
アクションこそが、不安を撃退する最大の解決策だと思えれば
悩むのをやめて、すぐに行動に移せばよいのです。

また、その行動が他者に貢献につながれば、より幸せになれます。
イギリスの詩人のマシュー・プリオール
幸福になる方法をシンプルな言葉でまとめています。

幸福になりたいのなら、まず、人を喜ばせることからはじめたまえ。(マシュー・プリオール)

人のために貢献することで人は幸せになれるというルールが
このプリオールの一言でわかります。

人に貢献する幸せの種を蒔けば、人は幸福の道を歩み始められます。
周りの人の笑顔や感謝の言葉を通じて、どんどん幸せが膨らんでいきます。
今を不安の時間で無駄にするのでなく、誰かに貢献することに費やせば
全く違う時間を過ごせるのです。

どちらの思考を選ぶかを決めるのも、結局は自分自身です。
不安になるか、貢献でワクワクするか、どちらを選んでも良いのです。
たいがい、不安になるのは夜の眠る時間などの一人の時です。
自分中心に世界を捉えると不安を感じるのです。
逆に、眠る前に仲間に感謝し、翌日の貢献に思いを寄せると
良い時間を過ごせ、幸せな気分で眠りにつけるのです。

思考を自分視点ではなく、他社への貢献に変えるだけで
自分の感情をコントロールできるのです。

忘れてはいけない。幸せはあなたが何者であるか、あるいは、何を持っているかによって決まるのではない。何を考えるかによって、決まるのだ。
(デール・カーネギー)

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

  
photo credit: Basil (Day 12) via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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