世界の70億人をコントロールできるだろうか?

人間は人に頼りがちです。
私もすぐに外部の環境を頼ってしまいます。
しかし、この態度では、人生をよくすることができないと
ロンダ・バーンは、ヒーローの中で書いています。

自分の人生に責任をとれるのは自分だけだという真理を
この本は私たちに教えてくれます。

人生に対する姿勢を決めるために外部の環境をあてにすると、問題が起こります。それでは自分が前向きになるためには、外の世界がいつも理想的であることが必要ですが、あなたは外の世界をコントロールすることはできないからです。また多くの人が常に理想的に振る舞うことも必要ですが、あなたは自分だけしかコントロールできないのです。

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外部に頼った時に、多くの人がポジティブ
かつ、あなたに好意的であれば、全く問題ありませんが
そんな理想的な環境は王様にでもならなければ、手に入りません。
あなたは他者をコントロールできないのです。
また、一部の人をコントロールできたとしても
それを広げようとすれば、お互いの関係がどんどん悪くなるはずです。
世界の70億人をコントロールすることは、絶対に無理ですから
無意味なことに時間を使うのはやめましょう。

結局、コントロールできるのは、自分だけなのです。
他者をコントロールしようと思えば、無駄なエネルギーを使います。
人の感情をコントロールしようというのは無謀で
それが、不可能なことは過去の歴史が証明しています。
そうであるならば、自分の思考を変えていくことが一番なのです。

あらゆることに前向きな面と後ろ向きの面があります。世界のどんな状況にも、この両面があります。これから成功する人は、物事をまず前向きに見ることができる人なのです。(ピーター・バーウォッシュ)

自分を変えるためには、視点と思考を変えるべきです。
まずは、どん状況も前向きに見ていきましょう。

お恥ずかしい話ですが、私はこの年になっても、日々失敗の連続です。
その瞬間は落ち込みますが、悩んでいても仕方がないので
すぐに思考を前向きに変えるようにしています。
失敗から立ち直るために、徹底的に解決策を考えます。
失敗したことから、久しぶりに昔の仲間の顔を思い出し
彼らに会うことで元気をもらえたりします。
また、そこから新しいパートナーを紹介されることで
良いアイデアが生まれたりします。
失敗はその時は辛いのですが、ポジティブにとらえることで
次のチャンスの入り口を作れるのです。

いつでも人生は好転すると最初から考えられれば
失敗などは気にならなくなります。
次は良いことが起こると信じられれば
いつも気持ちをワクワクにできます。
思考をポジティブにしていれば
行動もアクティブになりますから
あなたの周りに良い空気が流れ、人が集まってくるようになります。

自分の人生を良くしたかったら、ネガティブな思考を改めることです。
たとえ、失敗したとしても、それはチャンスの入り口だと捉えるのです。
この失敗があったから、新たな知識を仕入れたり
人に相談することで、自分を成長させられるのです。

頭の中からネガティブな情報を追い出して
良い出来事、豊かになることを考えて
前向きに行動することなのです。

ロンダ・バーンは悲観的な態度が人生を悲惨にすると言っています。
こういう人と付き合うと生きる喜びや力を吸い取られます。
環境に人生をコントロールされ始めると
批判や不平を言うようになり、自分を失っていきます。

自分の人生を惨めにしないためには、ネガティブ思考を今すぐ捨てるべきです。
愚痴を言う人の近くにいると、その空気があなたをダメにします。
こういう環境からは今すぐ離れて、ヒーローに近寄るべきなのです。

スーパーマンやジェームズ・ボンドは愚痴は言いません。
ヒーローには愚痴は似合いませんね!
愚痴を言わない人と付き合って、自分をコントロールすることを覚えましょう。
言葉を前向きに変えれば、やがて行動も変わります。

人への批判や嫉妬など後ろ向きな感情が生まれたら
すぐに思考を変えるようにしましょう。

あなたはいつも陽気で、幸せで、笑顔で、何事にも完壁であるというわけにはゆきません。時には妬みや恨みなど後ろ向きの感情を持つものです。それは人間の一部なのです。しかしあなたはそれらの感情を更に大きくしますか、或いはそれらを追い出して、前向きな感情で満たしますか?自分の時間のほてんどを何に使い、何を考え、何を言うことに費やしていますか?それ次第であなたが何を達成するかが決ぼるのです。(レイアード・ハミルトン)

嫌な感情を持ち続けると、ダメな自分に逆戻りします。
アクティブな気分にすぐに戻れる方法を見つけて
自分の感情をコントロールしましょう。
私はこのロンダ・バーンヒーローを読むと
やる気がチャージでき、元気になれます。
  

Photo Credit

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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