自分にスイッチを入れると何が起きるのか?

5分の使い方で人生は変わる 小山竜央著)の中に
人生を変えるための「気づき」をどう生み出すかが紹介されています。
小山氏は自分のスイッチがONになった時に
アイデアや気づきが生まれやすいと言います。
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小山氏のこの考え方には、とてもすばらしいので
ぜひこれを習慣化していましょう。
以下本書から引用します。

「気づき」は、自分に「スイッチ」が入ったときに生じます。劇的な出会いや劇的な変化に直面してもその瞬間にスイッチが入らないと、こうした重要なことに気づかずにやり過ごしてしまうかもしれません。非常にもったいない話だと思いませんか。人生を揺るがすようなそうした出来事に敏感になるためには、やはり自問自答をするしかありません。自分の人生にはどんな意味があるのか。自分の使命は何なのか。そうしたことを尋ね続けると、貴重な出会いや変化を見過ごすことがなくなります。具体的にどの時点でスイッチが入るのかを予知するのは難しいので、意識を常に高めておきましょう。

自分にチャンスを与えるのも、結局は自分自身なのです。
多くのチャンスは新たな出会いや人の紹介から生まれます。
そのキッカケを見逃さないように、いつもスイッチを入れる必要があります。
特に、人と会う時には、そこから良いことが運ばれてくると信じて
意識を高めるようにしたいものです。

そのために、小山氏は質問の質をあげるべきだと言います。
人は毎日、自分に6万個の質問をすると言われていますが
この質問を良くするのか?あるいは悪くするのか?も
結局は自分の決断次第なのです。

日常生活を過ごしていく中で、人は単純な質問をいつも繰り返しています。その数は1日で3~6万回にのぼると言われています。たとえば、「電車に間に合うように走るべきか、それとも次の電車に乗るべきか」ということや、「コーヒーを今飲むか、それとももう少し経ってからにしようか」といったレベルのものです。これらの自問への答えが自分の行動になっています。このように刻々と続けている自問自答を、ときに深く意識するようにして「気づき」に結びつけていくべきです。質問を続けていくと、本質的に自分が得意なものもわかってきます。得意なものは人によって千差万別だと思いますが、それに気が付いて力を注げば上達も早いので、今よりももっと多くの成果に恵まれるはずです。

自分がハッピーになるためにはどうすればよいか?
今、会っている人から自分は何を学べるのか?
この人を笑顔にするためには何ができるのか?
などワクワクの質問を増やすと
よい結果が生まれてくることを私もこの数年で学びました。
良い質問こそが人生を変えるスイッチになるのです。

以前ご紹介したマツダミヒロ氏の賢人たちからの運命を変える質問
質問力を鍛えるためのオススメの一冊です。

photo credit: Interruptor via photopin (license)

  

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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