感動力=表現力×共感力 100万人の心を揺さぶる感動のつくり方(平野秀典著)の書評

習慣化

感動プロデューサーの平野秀典氏の100万人の心を揺さぶる感動のつくり方が面白いです。
感動力を鍛えることで、顧客から選ばれるようになると平野氏は言っています。

世の中に目を転じてみても、好況不況に関わらず、感動したい人多数、感動させたい人少数という状況であり、「需要過多供給不足」の巨大なマーケットが存在しています。「満足」の次の指標、それはまぎれもなく「感動」なのです。

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お客様を感動させる感動力とは表現力×共感力です。
感動パワーは人を動かし、あなたがお客様から選択される理由になります。
感動する人から、感動を与える人になることで
ビジネスは一気に良い方向にシフトチェンジするのです。
供給者が少ないということをチャンスを捉え、今こそ感動力を鍛えましょう。

では、どうすれば、お客様に感動を与えることができるのでしょうか?
平野さんはステージに立つ役者のように振る舞うことをすすめています。
「その気」になって、自分の役割を演技するのです。
自分が舞台の俳優になったように演技する(表現する)ことで
お客様に共感して貰えるようになるわけですから
どんどんチャレンジしてみましょう!
本書では「その気」をアップさせる「フェイク十か条」が紹介されています。

*売り込みにいくのではなく、ファンを創りにいく。
*仕事でご縁がある人をビジネスシーンの「共演者」だと決める。
*顧客を観客と思う。
*プライベートでも、人気俳優のように振る舞う(できれば芸能人オーラを出す)。
*家庭は、羽を休める楽屋として大切にする。
*最高のパフォーマンスを発揮するために健康に気を使う。運動をする。
*演じたい自分に近いイメージを持った人(複数が望ましい)を観察する。
*あなたが世の中に貢献する「役」を決める。
*あなたの役柄にあった衣装を調達する。
*あなたの人生の共演者は誰かを考える。

この「フェイク十か条」は、ぜひ覚えておきたいですね。
仕事でご縁がある人を共演者だと思うというのは素敵なアイデアです。
そして、ライバルや嫌な人間も「競演者」だと思えば、敵はいなくなるのです。
エキサイティングなストーリー作りのためには、嫌な存在(敵役)は必須ですから
競演者は味付けのための隠し味だと思えば、よいのです。

自分を人気俳優だと思って、日頃からテンションをあげて
観客(顧客)のために、仲間と共に自分の役割を熱く演じましょう。
その際、自分の理想の役者(師、メンター)を思い描き
彼らをモデリングするとよいでしょう。

また、平野氏はマーケティング用語も軍事用語ではなく
柔らかい言葉に言い換えるべきだと書いています。
確かに軍事用語は今の時代にはフィットしませんから
ストーリー型にするのは正しいのかもしれません。
軍事用語を使っていては、話が固くなるかもしれません。

ちなみに「戦略」は「物語(Story)
「戦術」を「演出(Produce)
「戦闘力」を「演技力(Performance)」と平野氏は呼んでいます。
言葉を変えるだけで、共感力は間違いなくアップしますね。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

  

photo credit: Luna via photopin (license)

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