多くの日本人はこの失われた20年で自信をなくし
未来に漠然とした不安を抱いています。
不安が力になる ─日本社会の希望(ジョン・キム著)
そんな日本人に対して、不安がる必要はないという考え方を提示しています。
スクリーンショット 2015-05-25 18.53.33

このままでは日本は沈む一方だと悲観しつつも、この時代の変化にどう反応していいのかわからず、自分なりの幸せを見いだせない人もいる。多くの中高年世代は、今の日本で生きることを「幸せではない」と感じているかもしれない。特に、猛烈な企業戦士だった方ならなおさらだ。高度経済成長期の成功を体験した世代ほど、適応能力は落ちていく。そして、この先の未来に対する不安レベルは高くなる。しかし、今の日本は、世界の中でもかなり幸せな国だと私は思う。どこの国でもいいが、海外に長期間滞在していた人とは、この気持ちが共有できるに違いない。海外に滞在すると日本のすばらしさを痛感する。

日本人が日本に不安や不満を感じている中、多くの外国人が日本を訪れています。
実際、円安の影響があるにしろ、世界中の人々が日本での観光を楽しんでいるのです。
中国、韓国、台湾にとどまらず、東南アジアからの渡航者も増え
街並みやファッション、食事だけでなく、ゴミの少なさなど
日本人の倫理観に感動し、その情報をソーシャルメディアでシェアしています。
海外に比べれば、日本は安心で快適でハッピーな理想郷なのです。

以前、会話をしたアメリカ人は日本人は、おかしい!
今の現状に悲観的すぎると私に教えてくれました。
本当に不況であるならば、ホームレスが街にもっとたくさんいるはずだし
外国であれば、食事を食べられない人が続出すると言うのです。
確かに、今の日本は食事も充実し、物も溢れていますから
必要以上にネガティブに考える必要はないのかもしれません。

日本は不景気だからといって、町が荒廃することはあまりない。繁華街などを別にすれば、ゴミなどもあまり落ちていない。どこの店でも基本的に水準の高いサービスが受けられる。外国と比較すれば、ずっと清潔で、快適で、安心な社会が実現しているのである。世界の中で相対化すると、今の日本は非常に豊かな国なのだ。しかし、相対化する視点があまりないので、日本人は悲観的になる。国内で視点が完結しがちだからだ。

ジョン・キム氏が言うように、多くの日本人は相対評価ができません。
日本という島国から出たことのない日本人は、画一的なメディアに煽られて
自分で考えることを放棄しているのかもしれません。
視点が画一で、自分の頭で考えないのは、致命的です。
外国人の視点に立つと、日本は素晴らしい国なのですから
その良さをもっともっと認めましょう。
こう思考することで、私たちはこの日本に生まれたことに
感謝できるようになります。
世界中で最も豊かな国のひとつ、それも平和な国、日本に生まれたことに
もっともっと、私たちは価値を見出すべきなのです。
21世紀の日本に生まれた時点で
世界中の多くの人よりも、幸せを謳歌できるのですから。

かつては、物質的な欲求を追求せざるを得ない時代があった。それは、いい悪いではなく、生活するために必要だったのだ。家庭を支える働き手の父親は、一定の生活レベルを維持するため住宅や家電、車などを手に入れる財力が求められていた。しかし、社会全体の生活水準が上がってくると、欲求を調整することで、必死に働かなくともある程度の生活ができるようになる。そうすると人々は、物質以外の面で幸福を満たすことができるのではないかと気づく。かつては画一的だった幸福に対する価値観が、多元化していくのだ。

かつての日本は物質的に満足することが幸せの条件でした。
しかし、物が日本人全体に行き渡った今では、幸せの基準も変わってきています。
物では幸せを感じらえない時代には、精神的な幸せを自ら作り出さないと
いつまでたっても、幸せにはなれないのです。
また、物で満足する幸せは長続きはしません。
物質的な幸せを求めていては、際限がなく
いつまでたても幸せにはなれないのです。
今ここにある幸せに気づきましょう。
自らの価値観で世の中を見れば、自分の幸せが見つかるはずです。

日本全体において、自分のアイデンティティを自分で持たず、他との関係性に委ねている人は多い。それは非常に不安定な状態だ。時代の常識が変化するだけで個人は不安がつのる。

日本人は企業にいると個人ではなく、企業の仮面をかぶってしまいます。
自己のアィデンティを持たすに生きてきたために
企業の肩書きを使えなくなると途端に不安になります。
もはや、企業に頼れる時代ではなくなっているわけですから
自分のやりたいことを明確にし、アウトプットすることで
自分に共感してくれる仲間をどんどん見つけましょう。
企業以外のコミュニティに参加することで
自分の夢が実現したり、やりたいことが見つかるようになり
やがては、自分らしく生きられるようになるのです。

そんな不安に振り回されないために、個人は人生に対する責任を自分で持たなければいけない。自己認識は、他者の目や所属、社会的な役割によって規定されるものではない。自分自身が、ありのままの自分を見つめなおし、自分と向き合う努力をしなければ、正しい自己認識にはたどり着けないのだ。

まずは、自分が楽しいことをやってみましょう。
それが楽しめれば、自分の好きなこと、やりたいことが見つかるはずです。
自分の脳の中を紙に書き出すなどして、自分と向き合う努力を始めることで
自分のアイデンティティを見つけられるようになります。
自ら決断すれば、不安を軽減できますし、未来を楽しくできるはずです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

   

photo credit: Big Sur Love via photopin (license)

スポンサード リンク
徳本昌大

徳本昌大ソーシャルおじさん

投稿者プロフィール

複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みを持つ。
ソーシャルメディアを活用したコミュニケーションデザインの実績多数。

現在、ベンチャー企業の取締役 顧問として活躍中
インバウンド、海外進出のEwilジャパンCOO
Iot、イステム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダーなど
アルコール依存症を克服した独自の習慣術でのベンチャー起業家へのコーチングも行う。

ドラッカー名言学び実践会主催
iPhone記事や、ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新しています。
MacFanの書評連載も評判

著書に、
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。

電子書籍も積極的にリリースしています。
「ミドル世代のための小さな会社の創り方」
「名刺作成のプロが教える ソーシャリアル名刺の作り方」
などが代表作。

この著者の最新の記事

関連記事

Loading Facebook Comments ...

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

スポンサード リンク

最近の投稿

このサイトのTCDテーマはこちら↓

スポンサード リンク

アーカイブ

ページ上部へ戻る