自己重要感を高めるためのアウトプット術

現在もっているものに満足しない者は、もちたいと思っているものを手に入れたとしても、同様に満足しないであろう。(エーリヒ・アウエルバッハ)

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ドイツの比較文学研究者のエーリヒ・アウエルバッハのこの言葉は素晴らしいですね!
人はモノを追求しだすと、満足できなくなります。
今に感謝すること、足を知ることが、幸せの入り口なのです。
生きていること、家族と暮らせること、今の自分の生活を振り返れば
自分がいかに恵まれているかがよくわかります。

冒頭の名言から、アンソニー・ロビンズの次の言葉を思い出しました。

私たちの人生を決めるのは、 何を所有しているかではない。 世の中に対して どのように貢献するかで決まるのだ。

いつか、モノには飽きますから、モノに執着することは無意味なのです。
新しいモノを次々追い求めていては、際限がありません。
時間とお金を浪費するだけでなく、心も疲れ果ててしまいます。

モノではなく、「自分とは何か?」を
自問することで、見えてくることがあります。
自分に自信がないと、モノで自分を表現しがちです。
しかし、これは不毛な戦いで、終わりがありません。

そんな時には、少しだけマインドをシフトしてみましょう。
モノではなく、自分の価値を追求しはじめると
世の中への貢献というキーワードが頭に浮かんできます。
自分の強みは何だろうか?と自問すると頭がすっきりします。

自分の強みを書き出して、リストアップするしていくうちに
最近では、書くことが自分にとって一番楽しいことだと思えるようになりました。
(書くことが嫌だった4年前に比べると恐ろしいほどの変化です。)
このブログを書き続けることに勝る喜びはなく
モノに頼らない自分を確立できたのです。
会社の名前や、自分の所有物ではなく、自分をブログで表現することで
私は多くの果実を手に入れられるようになり、その結果、幸せになれました。

毎日、インプットした情報を自分の視点で皆さんに紹介しているだけなのですが
この作業を通じて、「脳の柱」と「脳の柱」が結びつき
私の中に面白いアイデアが生まれてくるようになったのです。
読書でもらった気づきや著者の言葉を頭の中で整理しながら
文章にしていく中で、自分を成長させられるようになったのです。
日々のインプット&アウトプットの習慣で、私がいつの間にか変わっていたのです。

アンソニー・ロビンズの言葉を久々に読み返すことで
以前より自分が成長していることを見つけました。
このブログが誰かの役に立てればと考え
毎日、書き続けていますが
読者の方からの感謝の言葉をいただけることが
私のモチベーションにつながります。
誰かの役に立てると思うことで、自分の価値を確認できるのです。
私はこのブログのおかげで、自己重要感を得られれるようになったのです。
人に認められることで、幸せを感じられます。
ブログでのアウトプットは自分を成長させる近道なのかもしれません。

最後にアンソニー・ロビンズの次の言葉で終わります。

大切なのは、時折するようなことではなく、私たちがいつもしていることなのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

photo credit: 1.3 via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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