今、私たちが九州地方の人たちにできること。

せっかくインバウンドが盛り上がってきた矢先に、熊本地方に大地震が起こりました。
熊本や大分で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げるとともに
皆さまのご無事を心よりお祈りいたします。
東日本大震災から5年、日本が地震大国であるというリスクが世界に知れ渡りました。
九州を襲った強い地震は、主力産業の観光業に深刻な打撃を与えています。
全国有数の温泉地の熊本、大分両県のホテル・旅館には
予約のキャンセルが相次いでいるそうです。
タイミングが悪く、稼ぎ時のゴールデンウィーク(GW)直前に地震が起きたため
九州だけでなく、多くの観光業の人が不安を抱えているはずです。

多くの外国人観光客は、地震に慣れていません。
滞在中に地震を体験した外国人は、少しの揺れでも恐怖を感じます。
今回の地震は震度7、震度6強、6弱の地震が続き
日本人でも相当の恐怖感を感じていますから、外国人ならなおさらです。

Yahooニュースによると外国人観光客の中には、予定を早めて帰国する人も出てきたとのこと。
長崎市の「ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル」の広報担当は
「海外のお客様は慣れない地震に敏感だ」と語っています。

そんな中、観光庁は地震情報や観光情報の強化策を打ち出しています。
JNTOのグローバルページには、熊本の地震情報や交通情報が掲載されています。
24時間の電話対応も始まったようです。電話 03(3201)3331

九州は、中国、東南アジアの人々の人気エリアなので
早く地震がおさまってもらいたいものです。

当然、今回の地震は企業にも悪影響を及ぼしています。
日経新聞によるとトヨタ自動車は熊本地震の影響で部品供給が滞り
稼働を停止する工場を全国に広げています。
小売りや外食でも輸送網の寸断で一部の店舗の閉鎖が続いています。

株価も大幅に下がり、前場で500円の下げを記録しています。
前回の東日本大震災の教訓で、企業も対応を練ってきましたが
これほどの大地震ですから、想定外のことが起こっています。
政府や企業が努力して、一早い復興を目指したいものです。

今こそ、日本人が一致団結して、九州地方を応援しましょう。
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こちらのページに、今回の地震に関する寄付やボランティアの情報がまとまっています。
自分のやれることを一つ一つやていきたいものです。

観光に関する情報、募金に関する情報などシェアできるものは
どんどん行っていきたいと思います。
また、これからの日本は観光で食べていく必要があるので
九州以外の他のエリア、日本の今の状況を広く知ってもらうことも必要です。
日本全体が危ないという印象を外国人に与えないことも大事だと思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

    

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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