ロバート・C・ポーゼンに学ぶ文章術、ブログを書く際の3つの注意点

私のねらいは、見たことや感じたことをもっともうまく単純に書くことだ。(アーネスト・ヘミングウェイ)

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高校生のころ、私はアーネスト・ヘミングウェイの簡素な文体に夢中になった。考えをはっきりと伝えるには、簡潔な文がいちばんである。だらだらと続く文章は、ついていくのに苦労する。著者自身に自分の言いたいことがわかっていない証拠である。(ロバート・C・ポーゼン)

PDFA習慣術の徳本昌大です。
ロバート・C・ポーゼンハーバード式「超」効率仕事術の書評ブログを続けます。
今日は彼の文章術を紹介します。
ポーゼンは、理想の文体をヘミングウェイに置き
できるだけシンプルに文章を書くべきだと言っています。

わかりやすい言葉を使う。簡潔な文体を用い、文節の関係をはっきりと表し。代名詞が何を指しているのかを明確にする。

難しい言葉を使わず、できるだけわかりやすく書くことは
ブロガーにとっても、とても大事なことです。
自分でも難解なことを書いているなと思ったら
言葉を優しくしたり、表現をシンプルにすべきです。
確かに、伝わらないブログ記事は読書のためになりません。
いくら書いても自己満足にしかなりませんから、私も注意を払いたいと思います。

一度に大量に書こうとしない。都合にあわせて毎日一時間か二時間ほど定期的に書く。

ブログを書くときに、私はこの考え方を取り入れています。
私は1日に3本の記事を書くために、朝時間と隙間時間を徹底的に活用しています。
定期的に書く習慣をつけると、文章力が確実にアップしますから
毎日、少しでも書く時間を確保したほうが効果的です。

私は1日にトータルで2時間ブログのために費やしていますが
これ以上の時間を使うと、他の作業に支障をきたします。
また、インプットの時間がとれなくなったり、集中力がなくなるなどの弊害も出てきます。
ブログを毎日、書き続けるためには、自分の中でルールを決めるべきです。

はじめの下書きから完壁を目指さない。書きながら同時に校正してはならない。先に進めなくなってしまう。

また、最初から完璧を目指さないようにしましょう!
完璧を求めてばかりでは、記事を公開できなくなります。
記事のアウトラインができたら、ブログを実際に書いていきましょう。
校正するのは最後と決めて、いったん終わりまで書き上げ
そこから修正作業に入ったほうが、時短にもつながります。

公開されないブログを何本も書いても意味がありません。
記事をアップし、ストックすることで、自分に自信が持てるようになります。
また、ブログ経由で新たな出会いが生まれたり
読者からのフィードバックをもらうことで
自分の世界を広げられ、チャンスにものにできるようになります。
完璧を目指していつまでも記事をアップできずにいると、なんの結果も生まれません。
逆に、80%の出来でも公開したほうが、未来を明るくできるのです。

ロバート・C・ポーゼンの文章術はとても参考になります。
■簡潔な文を書く! わかりやすい言葉を使って書く!
■一度に大量に書こうとしない!
■書いてから校正をする!
の3つを意識して、ブログにチャレンジするとよいと思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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photo credit: Hemingway via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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