無能唱元氏の「小さなサトリ」の書評 「私は困っていない!」を口癖にしよう。

私たちが、困った問題に出会ったとき、その問題と向かい合って、じつくりと観察し、考えてみれば、実は別に「困ってなどいない」ことに気がつくはずです。なぜなら、どんな問題があったところで、「それでも、私は生きている」からなのです。生きている限り、他のすべては問題ないのです。(無能唱元)

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無能唱元
氏の小さなサトリ―ミニ・エンライトメントが人生を変えるの中に
困難を乗り越える方法が紹介されていました。
「困っていない」を口癖にすると、自分を客観視できるようになり
多くのトラブルがたいしたことに思えなくなるというのです。
また、「困ったという思い」は感情を暗くします。
この情念の暗さが、成功したいという願望を打ち消し
自分のやる気と行動にブレーキをかけてしまうのです。
人生における不幸の実態というのは
心の中に「困ったこと」を抱えていることなのです。

子供が学校に行かない登校拒否時であっても親のあなたは、別に困りはしないのです。
食事はできるし、住む所もある、生きていることに差し支えありません。
ただ、子供が学校へ行かないという現実があるだけです。
人生の他のすべての問題について考えてみると
それらのほとんどは、生死に関係ないことだと気づくはずです。
こう考えるとたいていの人生の悩みはたいしたことに思えなくなります。

ある成功者が無能氏にこの考え方を教えてくれたそうです。
『私は困っていない』と思うだけで、人生が変わり始めます。
まずは、困ってないと自分に言い聞かせることで
悩みが止まり、行動できるようになります。
「いまここ」に集中することを続ければ、結果が残せるようになります。
「私は、今、別に困っていない」を習慣化することで、自分の生き方を変えられます。
悩みを捨てて、生産的な生き方をすることで、自分の中に創意が生まれます。
この生産的頭脳運動によって、エネルギーがもたらされ
ワクワクしながら行動できるようになるのです。

本書には幸せに暮らすための多くのヒントがわかりやすく書かれているので
人生に悩んだ時に本書を読むと、すぐに気持ちを切り替えられます。
「私は困っていない」と考えるだけで、自分を元気にでき、幸せな気分を味わえます。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

     

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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