「やってはいけない脳の習慣」から、子供のスマホとの付き合い方を学ぶ。

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家庭で平日に2時間以上も勉強している子が、ほとんど勉強していない子より成績が悪いという衝撃的な結果になっています。たとえ2時間以上勉強しても、4時間以上スマートフォンを使っていると、勉強はほとんどしないがスマートフォンを使わない子どもの成績と同じか、それ以下の成績になってしまうのです。(横田晋務)

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photo credit: sullen_snowflakes . via photopin (license)

横田晋務氏の2時間の学習効果が消える! やってはいけない脳の習慣は衝撃的な一冊で
全ての子育て中の親に読んでもらいたい一冊です。
私は本書のスマホと子供達の成績データの調査結果を見て、愕然としました。
なんとスマホの使用時間が長い子供達の成績が、勉強をほとんどしない子供達より低いと言うのです。
著者の藤田氏らは、仙台市教育委員会と共同で仙台市の公立小学校・中学校に通う子供達約7万人を対象に
アンケート調査を7年間にわたり実施しました。
その結果、スマホの使用時間と成績には関連性が認められ
使用時間が増えると成績は下がってしまうということがわかったそうです。

そして、スマホのアプリの中でも、特にLINEが成績に悪影響を与えることも明らかになりました。

どんなに勉強してもLINE等を長時間使用した場合には、LINE等を使用しない子どもよりも成績が下がってしまうということが分かります。スマートフォンの場合と異なるのは、下がり幅がスマートフォンよりも急であるということです。つまり、スマートフォンのアプリの中でも、特にLINE等の使用が学力低下により強い影響力を持つといえます。

監修の脳科学者の東北大学加齢医学研究所川島隆太氏も
「脳の解析データを見て絶句し、自分の子どもにスマホを与えたことを大いに後悔しました」と発言しています。
現代社会において、全くスマホを使わないというのは無理がありますが
使用時間と成績に相関関係があるのなら、スマホ使用について親子でルール化した方が良さそうです。
本書の調査データを読むと、スマホの使用時間が1時間未満の子供たちが最も成績が良かったようです。
勉強のためにスマホを自制できる子供が、成績を伸ばしているようです。

LINEの場合は、サービスを使用しない子供達の成績が最も高かったとのことです。
驚くべきことに一度LINEを長時間使った子供は
その後使用をやめたとしても成績が下がってしまうという調査結果が紹介されていました。

なぜ、LINEが子供の成績に悪影響を与えるのでしょうか?
本書はLINEの通知音が集中力をなくす原因になっているといいます。
勉強をしている時に頻繁にメッセージが来たり
自分のメッセージに返信が来ているか?などが気になれば、大人でも集中できないはずです。
ましてや、子供達にとって友達とのコミュニケーションが最優先事項のはずです。
LINEの通知音が鳴れば、勉強が手につかなくなるのもわかる気がします。

最近では、脳の画像解析によって、スマホやゲームをやりすぎると
脳の前頭前野の働きが弱くなることもわかってきました。
今回の調査データやスマホ使用時の脳の画像データなどを子供達に見せながら
彼らにスマホの弊害をしっかり伝えることが、親や教師に今求められていることだと実感できました。

本書では、兵庫県小野市の取り組みが紹介されていますが
ここではスマホの使用時間を1日1時間以内にするという啓蒙活動を行なっています。
小学校5年生には川島教授が講演を通じて
スマホに依存すると自分の夢が叶わなくなるという話を伝えているそうです。
また大人から命令するのではなく、子供達からアイデアを出させることで
自らスマホの使い方を考えるようになります。
自分たちがルールを決めることで、勉強とスマホを両立させながら、夢を叶えていけばいのです。

ちなみに小野中では以下の使用ルールをみんなで決めたそうです。
その1 夜10時には電源を切る
その2 1日の使用時間は1時間以内
その3 危険なサイトを開いたりアプリをとったりしない
その4 人の悪口は絶対にかきこまない

私もこの本を自分の子供達に読ませて、我が家のスマホの活用ルールを決めたいと思います。
ただ「使うな!」と叱るのではなく、子供達の意見も聞きながら
上手にスマホを使う方法を考えてようと思います。 

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

      
       

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徳本昌大

徳本昌大ソーシャルおじさん

投稿者プロフィール

複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みを持つ。
ソーシャルメディアを活用したコミュニケーションデザインの実績多数。

現在、ベンチャー企業の取締役 顧問として活躍中
インバウンド、海外進出のEwilジャパンCOO
Iot、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー GYAKUSAN株式会社など
アルコール依存症を克服した独自の習慣術でのベンチャー起業家へのコーチングも行う。

ドラッカー名言学び実践会主催
iPhone記事や、ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新しています。
MacFanの書評連載も評判

著書に、
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。

電子書籍も積極的にリリースしています。
「ミドル世代のための小さな会社の創り方」
「名刺作成のプロが教える ソーシャリアル名刺の作り方」
などが代表作。

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