文章を上達させる2つのシンプルな方法

文章力は引き出しの量に大きく左右される。(竹内政明)

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photo credit: helmi099 Write me via photopin(license)

書く力 私たちはこうして文章を磨いたの中の竹内政明氏の言葉が刺さりました。
読売新聞で「編集手帳」を担当している竹内氏は
文章力は引き出しの量に左右されると指摘しています。
確かに人を惹きつけるネタが冒頭になければ、読者はその文章をスルーしてしまいます。
「結」でも読者をうならせなければ、印象が薄くなりますからここにも仕掛けが必要です。
竹内氏はそれをクリアするために、いくつものネタを絶えず用意しています。
実際、竹内氏の引き出しは多岐にわたり、その量も相当なものです。
読書で知識をインプットし、しっかりとストックすることで、毎朝のコラムに備えています。

「読んだらメモをとる!」というシンプルな行動によって、文章力が鍛えられるのです。
竹内氏は、短いコラムの中で上手にネタを活用し、読者に日々感動を与えています。
このネタ探しのための努力が、竹内氏の文章の質を高めているのです。
日々の大量のインプットがなければ、編集手帳はこれほど評価されていないはずです。

いつ使えるかもわからないネタを丁寧にストックすることが、未来の自分を助けてくれます。
竹内氏が言うようにインプットの最大化とネタ帳作りを習慣にすることで
文章力は確実にアップできそうです。

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同じ文章を繰り返し書き写せば書き写すほど、「いい発見」が出てくるんですね。読むだけなら、すっ飛ばしても読めないことはありませんが、書き写すとなると、一字一句追っていくことになる。まずこれが文章修練には効きますね。名文を一字一句追ってみると、自分がいかに手抜きをして書いていたかを思い知らされる。

また、文章がうまくなりたいなら、書き写すしかないと竹内さんは言います。
竹内氏は今でも書き写す作業を続けているそうです。
対談相手の池上彰氏も「書き写す」ことこそ最高の文章鍛錬だと指摘しています。
人に伝える文章を書くためには、上手な人の文章を真似することが近道なのです。
書き写すことで、文章のリズムを身につけることができるようになるのです。
文章上達のためには、インプットとよい文章を書き写すことが欠かせません。
竹内、池上両氏のアドバイスを受け止め、書き写すことを私も日課にしようと思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

      
       

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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