マーク・フォースターの仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則の書評

「本当の仕事」とは、目標に近づくための仕事です。そのためには、あなたの能力すべてを使わなければなりません 。つらい困難にぶつかることもあるし、限界にチャレンジする必要もあります。ときには 「もう嫌だ」と思うこともあるでしょう。そして、 「本当の仕事」には、綿密な計画と入念な思考の時間が必要です。しかし、そのせいで 「忙しいだけの仕事」の方が仕事らしく見えるのです。(マーク・フォースター)

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photo credit: Anomalily Day 194: Hooray! Hooray! Today is the day! via photopin (license)

マーク・フォースター仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則書評を続けます。
私たちは本当にやるべきことを先延ばしにしてしまいがちです。
本当の仕事は難しいことが多く、考える時間が必要になります。
人はプランニングのための時間を作るより、ついついルーティンを優先してしまいます。
目の前の忙しい仕事の方が働いている感じがしますし、周りにも働いているとアピールできます。

そして、いつの間にか「忙しいだけ」の仕事を追いかけるようになるのです。
しかし、この思考に陥ると結果が残せなくなります。

無意識のうちに「忙しいだけの仕事」の出現を願い、それを 「本当の仕事」をしない言い訳にしてしまうことです。ビジネスでもプライベートでも、予定がいっぱいという状況は、まず間違いなく 「忙しいだけの仕事」を言い訳にして「本当の仕事」を避けているという状態です。

忙しいを言い訳にせずに、本当の仕事に集中する時間を確保する必要があります。
予定がいっぱいだと大事な仕事に時間を割り振れなくなります。
そのためには、自分の意識とスケジュールを今すぐ変えなければなりません。

まずは、自分を忙しくしている仕事のリストを作成し
自分がやらなくてもよい仕事を明確にしましょう。
本当の仕事を優先し、忙しいだけの仕事をやらないと決めるのです。
最初は勇気が必要ですが、上司や同僚にノーと言い
本当の仕事で結果を残すようにしましょう。

そして、新しい仕事が来たら、自分への質問を心掛けましょう。

新しい仕事が来たら、引き受ける前に必ず 「この仕事は、既存の仕事より価値があるか?」をまず自分に問いかけることです。すでに、毎日はやるべき仕事で埋め尽くされていることを忘れてはいけません。それでも引き受けるなら、抱えている仕事をどれかあきらめる必要があります。

毎日のスケジュールを見直し、忙しいと感じたら
本当の仕事のための時間を確保しましょう。
やらないことを決めることが結局は自分のためになるのです。
一度、自分の仕事をリスト化し、本当の仕事と忙しいだけの仕事に分類してみましょう。

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今日もお読みいただき、ありがとうございました!

    

 

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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