自分の付加価値を書き出すことが、お金を稼ぐための第一歩。

臨時収入の意識が欠けていると、お金が入らない人になってしまいます。せっかく入ってきたものをはねのけていると、もっとマイナスのスパイラルにはまります。だからどんなときも、ぜったいに損したって思っちゃダメです。わたしは得している、運がいい!って思うんです。だってほんとにそうなんだから。ぜったいに、ぜったいに、あなたは得してばかりなんです。そのことに早く気づいてください。(和田裕美)


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感謝と付加価値(強み)が稼ぐために求められること

人にご馳走していただいたら、その臨時収入に感謝することで
運が良くなると和田裕美氏は言います。
嫌いな上司でも、苦手な取引先からでも、感謝の気持ちを忘れてはいけません。
どんな場合でも、お金が自分に運ばれてきたなら
損したと思わずに、自分は運が良い存在だと信じるのです。
このマインドがあなたのお金の流れをよくしてくれます。

お金持ちになれる人は、感謝を口にでき
なおかつ付加価値のある人だと和田氏は言います。
私は付加価値を強みという言葉に置き換えていますが
自分の強みを明らかにし、世の中に貢献することで
良いことが起こり始めます。

和田氏は自分の付加価値を徹底的に見出すべきだと言います。
過去のダメな体験すらも、自分の付加価値に変えられます。
私もアルコール依存症という過去の嫌な体験を語ることで
セミナーを開催したことがあります。
嫌な体験を克服したことも他者への貢献につながるのです。
付加価値とは周りの人の悩みを解決するメソッドなのです。

本書の中から和田氏が紹介している付加価値を以下にピックアップします。
ここから自分の強みを見つけてもよいでしょう!
■スポーツができる
■過去に勉強した
■お金を生み出した経験がある
■親が社長、もしくは有名人
■過去に実績を残した
■人前で話すのが上手
■本業以外に(趣味でも)得意なことがある
■愛想がいい文章がうまい
■ITリテラシーが高い
■すごいマイナス経験がある(倒産・投獄・闘病など)
■絵がうまい
■外見がかっこいい、または美人
■歌がうまい すでに他分野で有名だった

笑顔が素敵、マッサージがうまいなど自分の強みを書き出すうちに
稼げる自分がイメージできるようになります。
そこを伸ばすことで、副業が生まれて来るかもしれません。

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自分を信じた人が稼げる人になれる!

お金の流れのいい人たちが、なぜいつもあたらしい挑戦ができたり、いろんなものを手放して前に進めるのか、考えてみてください。彼ら仮に地位も名誉も財産も、全部なくしたとしても、付加価値が残っているんです。そしてこの付加価値こそが「わたしはすばらしい」と思える自信に変わり、豊かな気持ちが持てるベースになって、お金を運んでくるんです。繰り返しますが、世の中は付加価値の高い人が稼ぐのです。もうそれはぜったいです。

お金を稼いでいる人は、実は自分を信じている人なのです。
独立したり、起業することはとても不安なことですが
付加価値を持つことで、自分の中に自信を育めます。

感謝の気持ちを伝えたり、笑顔で接することも付加価値になります。
あるいは高価なペンを持つと姿勢が良くなったり
綺麗な字を書こうと意識を変えることで、自分の価値を高められます。
私は広告会社の上司からホテルのラウンジが似合うビジネスマンになれと言われ
ホテルでのミーティングを習慣にしました。
お金持ちが集まる場所にいると、彼らのようになろうと振舞うことで
良いことが起こるようになります。
(成功者はありがとうを口癖にしていることをホテルのラウンジで学びました!)
豊かな気持ちを感じることで、いつしか貧しいマインドを消せるようになります。

また、付き合う人を変えることで、成功が近づきます。
付加価値のある人たちと接することで、自分の意識と行動を変えられます。
成功している人をモデリングすることで、自分を磨け流ようになります。

成功者と接するうちに、新たな発見を得られます。
彼らに自分の強みを質問すると、思いもしなかったことが長所を教えてもらえます。
コーチングを始めた時に、私のコーチは
私がお酒をやめたことがすごいことだと教えてくれました。
断酒したことが意志の強い人だという評価に繋がり
「徳本さんなら、なんでもできるはずだ」と背中を押してもらえました。
ここが出版の出発点になり、私は数年後本を書いていたのです。

出版という新たなチャレンジが付加価値になり
私のパーソナルブランドは強化され、独立することができました。
サラリーマンをやめることで、最初は不安を感じましたが
自分の付加価値を高める努力を重ねることで、乗り切れました。
失敗しても、その体験が次のビジネスチャンスになると考えることで
行動することが怖くなくなったのです。

まとめ

お金を稼ぎたければ「まずは、自分の付加価値(強み)を見つけ
それで他者に貢献することを考えましょう!
そして、新たなチャレンジを続けるのです。
その体験が自分の付加価値になり、誰かの役に立つはずです。
他者に貢献することで、お金が稼げるようになります。
周りの人に感謝の気持ちを持って、チャレンジを続けることが
自分を稼げる体質に変えてくれます。

参考図書 和田裕美氏の幸せなお金持ちになる すごいお金。
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今日もお読みいただき、ありがとうございます。

    

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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