エナジードリンクの飲み過ぎには注意が必要!

わが国の人々は、このひどい薬物をなぜ摂取しなければならないのか。疲労は前方の危険を知らせる自然の信号だ。線路上の赤信号を全部取り払ってしまったら、鉄道は安全になるだろうか?赤信号は危険のサインだ。疲労は『もう充分働いた』という自然からの知らせなのだ。(ハーベイ・ワシントン・ワイリー)


photo credit: camknows Red Bull via photopin (license)

ただ、米国のコーヒー消費量は1940年代と比べて半減している。代わりに激増しているのが、カフェインと糖分が大量に入った清涼飲料だ。米国の炭酸飲料の売り上げは年間770億ドルで、コーヒー(130億ドル)の6倍である。そしてソフトドリンクの売り上げトップ10のうち8つにカフェインが入っている。(アリアナ・ハフィントン)

エナジードリンクにもカフェインが含まれるという事実

自分の睡眠の質を高め、健康を維持するために
最近、私はコーヒーの量をコントロールしています。
コーヒーは一日2杯まで、午後2時以降飲まないと決めたのですが
やり始めてまだ数日ですが、この効果に驚いています。
コーヒーを飲まないだけで、私は熟睡できるようになり
朝の目覚めが良くなったのです。

アリアナ・ハフィントンスリープ・レボリューションを再読していますが
コーヒー以外のドリンクに大量のカフェインが入っている事実を再認識しました。
ほとんどエナジードリンクを私は飲まなくなっていますが
このデータを見て、注意が必要だと思い、今日のブログで改めて紹介します。

アメリカではコーヒーの消費は減っていますが
その代わりに甘い炭酸飲料がマーケットを拡大しています。
レッドブルなどのエナジードリンクがマーケットをおさえ
夜遅くまで働いたり、学んだりする若者の心をとらえています。
日本のコンビニの売り場でも、このカフェイン飲料が売り場を大きくしています。

カフェインの量は、コーヒー1杯(150ミリリットル)で約100ミリグラムです。
一方のエナジードリンクは1本当たり80~160ミリグラムのカフェインが含まれています。
これを清涼飲料水のように一日数本飲むと
不眠が常態化し、ストレスを感じるようになります。
飲み過ぎれば、依存症のリスクも高まります。

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エナジードリンクの危険性

米国では、エナジードリンクが関係する救急医療受診は2007年に1万68件あり、2011年には2万783件に倍増した。うち10人に1人は入院を要するほど重症だった。

 

世界規模の市場調査会社ミンテルの推定によれば
米国におけるエナジードリンクの売り上げは
2014年から2019年の間に4割増えると予測されています。
「レッドブル」は、2014年に全世界で56億本が売れました。
競合のモンスタービバレッジも、インド、南アフリカ、トルコなど
発展途上国の消費増大という追い風も受けて
2014年には、前年比9%増を上回る28億ドルを売り上げたそうです。

最近では、このエナジードリンクのトラブルが続いており
アメリカでは副作用によってこの数年で、約5000人が救急搬送されたという報告もあります。
リトアニアでは未成年者(18歳未満)へのエナジードリンクの販売が禁じられました。
エナージドリンクに含まれるタウリンやカフェインでもたらされるパワーは錯覚でしかなく
飲みすぎると依存症を引き起こします。
米国医師会は、子供や10代の若者へのエナジードリンクの販売禁止を呼びけるなど
その危険性について、積極的にメッセージを発信しています。
日本の若者もこのエナジードリンクのリスクを知り
飲み方に十分注意を払うべきです。
親も子供に対するアドバイスを真剣に行うべきだと思います。

まとめ

脳を覚醒させ、集中力を高めるといった効果があるカフェインですが
それを飲み過ぎると心身共に影響を与えます。
特にエナージドリンクを清涼飲料水がわりに飲むのは危険です。
眠らないために、大量に飲んだり、薬屋アルコールと服用するなど
誤った飲み方をしてしまうと最悪の場合、死を覚悟しなければなりません。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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