過去、現在、未来の自分を味方にする!時には偶然の力も活用しよう。

過去と現在をつなげるためには、今の記憶を残していることが大切。それを残しておかないと忘れてしまって、全てが消えてしまいます。(横尾忠則)


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過去と現在、そして未来をつなげる方法

横尾忠則氏の新刊死なないつもり書評を続けます。
今の記録を残すために、私はいくつかのアプローチをしています。
この書評ブログによって、私は過去の読書体験を振り返れます。
著者との対話や気になった名言を記録することで
いつでもブログを読み返すことで、過去の知識を今に活用できます。
自分が本から何を学んだか?
そこから、何をしようと思ったか?を思い出すことが
今の行動を変えるヒントになるのです。

ブログ以外にも日々、感謝日記を書いていますが
これは私の家族や仲間との交流記録になっています。
日記を読み返すと、当時会っていた人の記憶がよみがえります。
その人のFacebookをチェックすることで刺激を受けたり
メッセージを送って、アポを取ることで
新たなアイデアが浮かんだり、プロジェクトがスタートします。
感謝日記が、私の未来をより良くしてくれるのです。

日記を雑誌や本で発表したり、自伝的なものを書いたり。頼まれたエッセイでも、前にこんなことがあったということから書き始めることがよくあります。そして、自分の体験や記憶を元にして絵を描くこともしばしばあります。作品にするしないは別にしたわむて、僕は過去と戯れるのが好きなんです。そうして”過去”が”今”になり、”未来”が”過去”になり、僕は人生を二倍、三倍と楽しんでいるのかもしれない。

クリエイティブに生きることで、人生をワクワクなものに変わります。
過去の自分が今の自分を刺激してくれます。
若い時の自分の勇気や失敗経験を思い出すことで
今、やるべきことが見えてきます。
若い時の自分が今の自分の背中を押してくれます。

また、未来の自分の成功イメージを作り
何をすべきかを考えることで行動が加速します。
過去と未来と今をつなげる時間を持つと
思考と行動をポジティブにできるのです。

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時には計算外に動いてみる!

現代音楽や現代美術で「チャンス・オペレーション」という言葉があります。現代音楽家のジョン・ケージが、コインを投げてその表裏の出方で音の高さなどを決めて曲を作ったことから始まった言葉らしい。自分の意志を排除して偶然を取り入れる、という方法ですが、僕も偶然的な要素など、予期せぬ力によって新しい何かが起こらないかなと常に考えています。

ジョン・ケージのチャンスオペレーションという考え方は
とても面白いので、私も取り入れてみたいと思います。
私たちはついつい日常のルーティンに流されてしまいます。
いつもと同じ時間に同じ通勤経路で会社に通うのではなく
一駅前で降りて歩いてみたり
普段とは違う交差点を曲がってみるなど
偶然の力を活用すると面白いことが起こります。

時には、コインを投げるように運命を
他者に任せてみるのもよさそうです。
全く見知らぬ人たちのイベントや勉強会に参加したり
過去にやったことを異なる人と体験してみるのです。

本棚に並んでいる本をランダムに選んで読んでみたり
全く興味のない映画を鑑賞するなど
偶然の力を活用することで、インスパイアを受けられます。
アイデアは異なる要素の組み合わせから生まれますから
あえて自分の関心のない領域の人たちと付き合ったり
新たなことを学ぶことで、今までの自分を簡単に超えられるようになります。

まとめ

自分を変化させるために、過去の自分と対話すると気づきを得られます。
過去、現在、未来の時間を味方にすることで
新しいことが始められます。
また、偶然や他者の力を借りることで
新たな自分をデザインできるようになります。
ルーティンにとらわれない思考と行動を心がけたいものです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
      

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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