ハーヴィー・ダイアモンドのからだの力が目覚める食べ方の書評

生命活動の中でもっともエネルギーを消耗する活動はなんでしょうか?食べ物の消化です。五キロのジョギングを終えても、少し疲れる程度で眠くはなりません。しかし、食事のあとでは疲労を感じて眠くなります。つまり、食べ物の消化は、ジョギングよりもエネルギーを消耗させる活動なのです。(ハーヴィー・ダイアモンド)


photo credit: benageXYZ-邊 美食攝影 via photopin (license)

食べ物の組み合わせには注意を払おう!

からだの力が目覚める食べ方の著者のハーヴィー・ダイアモンド
食べ方を変えることで、スリムな体型を維持したり
エネルギーを維持できるようになると言います。
日々の食事によって、がんや心臓病などの生活習慣病を予防できます。
私も酒をやめたり、グルテンフリーの食生活を取り入れることで
健康を取り戻したので、食生活の改善については相当関心を持っています。
アレルギー症状の改善や生活習慣病の悪い数値は
食事を変えたことで、劇的によくなりました。

特に本書の食べ物の組み合わせについては
自分でも実践し、効果が出ているので、以下紹介していきたいと思います。
ハーヴィー・ダイアモンドは、日常生活の中で
もっともエネルギーを消費するのは食事だと指摘しています。
食べ物の消化によって、私たちが眠くなるのも
エネルギーを消耗しているからなのです。

例えば、豪華なフルコース料理は、胃腸に大きな負担がかかります。
多くの食材を消化するために、かなりのエネルギーが奪われてしまいます。
これを避けるために日頃から、効率のいい消化を心がけるべきです。

たんぱく質食品と炭水化物食品をいっしょに食べない!

たんぱく質食品と炭水化物食品をいっしょに食べると、消化に大きなエネルギーが必要になって疲労感に襲われます。ですが、食べ物の適切な組み合わせの原理を実践すると、その心配はなくなります。空腹を感じる」ことなく、気分がよくなります。

私たち日本人は肉を食べるときに、ついついご飯を食べてしまいますが
これが疲れの原因になっています。
著者のハーヴィーはステーキ(たんぱく質)を食べたいなら
炭水化物質食品を少なめにすべきだとアドバイスをしています。
肉料理や魚料理を食べるときは、生野菜を積極的に食べればよいのです。
そうすれば、水を含む食品が全体の70パーントを占めることができます。
野菜と肉をしっかり食べれば、私たちは元気になれるのです。
逆に、パスタやパンをたくさん食べたいときは
たんぱく質食品を少なめにすればいいのです。

みなさんはこれからの人生でおそらく一万回以上の食事をすることになります。それなら毎回、食事のたびに好きな食べ物を何種類もまとめて食べる必要はないのです。しかも、それでおなかがすくわけではありません。たんぱく質食品と炭水化物食品を同じタィミングで同じように食べなくても、栄養が偏ることはありません。むしろ、どちらかを少なめにするほうが、消化のためには望ましいのです。

食べ方を工夫するだけで、自分の体調を変えられます。
せっかく食べた栄養を有効活用するためにも
食事の仕方にルールを作るべきです。
肝心のエネルギーが食べ物の消化にばかり使われては
あまり意味がありません。

食べ物の消化は、他のどの活動よりも
多くのエネルギーを必要とすることを意識し
日々の食事を改善するのです。
私は2年前からパスタやパンを食べずに
肉や魚、野菜、豆類中心の食事に変えましたが
体があまり疲れなくなりました。

摂取したエネルギーは、本来生産性を上げるために使われるべきです。
食事を変えることで、食後、疲労を感じることなく仕事ができますし
家族や友人とも楽しい時間を過ごせるようになります。

ハーヴィー・ダイアモンド
食べ物の適切な組み合わせの原理によって
大きな効果が得られたと言います。
著者が見つけた効果は以下の通りです。
・エネルギーが全身に満ちあふれる
・胃や腸の痛みがとれる
・視力が向上する
・脱毛が止まる
・腰痛が治る

確かに私も組み合わせを工夫することで
エネルギーに満ち溢れ、内臓の調子もよくなりました。
視力や脱毛に関して、まだ結果は出ていませんが
たんぱく質と炭水化物を同時に食べないことで
疲れが減ることは間違いがないので
食べ物の組み合わせには引き続き注意を払いたいと思います。

本書には、多くの栄養についての考察が書かれていますが
過去の常識とは異なるレポートがいくつも紹介されています。
今後も私が効果があり、面白いと思った内容を記事にしていきます。

まとめ

食べ方一つ変えるだけで、私たちの体を改善できます。
日々の暮らしをよくするために
自分のエネルギーを高めたいなら
食べ合わせにも注意を払いましょう。
疲れない体を作りたければ、炭水化物とたんぱく質を
同時に摂取しないことです。
自分にあった食べ物の組み合わせを見つけることで
エネルギー溢れた体を作れ、積極的に行動できるようになります。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
      

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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