時間術でも80対20の法則(パレートの法則)を活用しよう!

成果の80%は、20%の活動から生じる。(ケビン・クルーズ)


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すべてをやることはできないという事実を私は受け入れている。だから、80対20の法則を適用し、極めて重要なことにしか取り組まない。(ジエイムス・シュラムコ)

80対20の法則を時間術でも意識しよう!

ケビン・クルーズ1440分の使い方を読んでいて
時間術でも80対20の法則(パレートの法則)が
当てはまることを再認識しました。
私たちは20%の時間で80%の成果を得ているのです。
望ましい成果をあげる時間を明らかにして
その時間の質を高めることで、より良い結果を得られるのです。

自分が集中すべきタスクを見極め
朝の頭がすっきりしている時間にそのタスクをやるようにしましょう。
人はすべてのことに全力を尽くせませんから
最も重要なことを明らかに、それに集中すべきです。
他のことは妥協するか、一切やらないようにするのです。
自分にとって、特に重要な20%の目標や活動がわかれば
働く時間もストレスも減らせ、もっと幸せに生きられるようになります。
自分の価値の80%を生み出す20%の時間は
どれかを明らかにし、そこに意識を向けるのです

ブライアン・トレーシーも80対20の法則を使っている!

プランを立てずに行動するのは失敗のもとだ。すぐに動きだしたい誘惑にかられても、じっくりと考えてプランを完成させるまで我慢しよう。(ゲーテ)

タイムマネジメントの達人たちはプランニングを重視しています。
達成すべき目標をリストアップし
そのための方法を考えることに時間を使います。
このプランニングに時間を使う方がいきなりスタートするより
パフォマンスをよくできるとブライアン・トレーシーは指摘しています。

プランを立てることに1分費やせば、実行の時間が10分減ると覚えておこう。プランの立案に1分かけるごとに10分節約できるのだから、動き始める前にやり遂げる必要のあることについて考える時間を設けると、1000%のエネルギーを節約できるというわけだ。(ブライアン・トレーシー)

ブライアンも最強の時間の中で、80対20の法則について書いています。
大きな目標を達成したければ、それをできるだけ小さく分解し
細かいタスクに作り変え、優先度順に並べてみるのです。
このとき80対20の法則に従い、リストアップしたものを割り振ります。

いちばん大きな目標は、扱いやすい大きさに分割するだけで成し遂げられるようになる。(ヘンリー・フォード)

リストアップした項目の20%が80%の結果を生み出すと信じて
優先順位をつけることで、大事なタスクや活動に集中できます。
やるべきことをリストにし、80対20の法則で
最重要課題を明確にし、そこに集中するのです。
他のことはできるだけ捨て去り、優先度の高いタスクに時間を配分しましょう。

私もこの考えを取り入れるようにして、1日にできる3つのタスクを洗い出し
そこに自分の時間を割り当てるようにしています。
特に重要なタスクは午前中に終わらせ、自分の気持ちを楽にしています。
この習慣を身に付けることで、自分の生産性を高められるようになったのです。

まとめ

「すべての事をする時間はないが、最も重要なことをする時間は十分にある」と
ブライアン・トレーシーは言います。
80対20の法則を時間術にも当てはめ、最重要課題に集中するようにしましょう。
成果の80%は20%の活動から生まれると信じ
タスクをしっかりと見極め、無駄なことに時間を使うのをやめるのです。
大切なことに集中することで、結果を残せるようになるのです。

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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