ケビン・ホーガンのラポールを築くための3つの方法。

ラポールとは、他者が感じるあなたへの親近感なのだ。(ケビン・ホーガン)


photo credit: airfund The Intimate Story via photopin (license)

ラポールを築いて人間関係をよくしよう!

人は自分について話すことがとても楽しく
自分の話を聞いてもらいたいと思っています。
相手と仲良くなりたければ、まずはその人の話を傾聴しましょう。
iPhoneを触るのをやめて、意識を相手に集中し
話をしっかりと聞くだけで、その人との関係をよくできます。
相手が最も大切にしている感情や考え方を聞きだすことができれば
それを話題にするだけで、その人との距離を一気に縮められます。

ケビン・ホーガンは、「できる人」の話し方&心のつかみ方の中で
相手の心へ橋を架ける方法を紹介しています。
今日はその中から3つのメソッドを紹介します。

■相手が関心を持っている話題についていく
まずは、相手がどんなことに関心があるのかを知ることから始めましょう。
その話題についての自分の知識が不足しているなら
本を読んだり、ネットで情報収集して、相手の話題についていくようにします。
人間は誰でも、自分が好きなことや
自分が知っていることについて話すことが好きなので
そこに共感を覚えることが、関係構築のための第一歩です。

相手が大切にしていること、相手にとって重要なことに対して、自分のほうから純粋な関心や興味を示してあげるーこれがラポールの形成に大いに役立ってくれる。そしてそれが、長きにわたる友人関係のきっかけになってくれる。顧客の趣味やライフスタイル、興味について話し、それに関する自分の経験を話してあげることが、ラポールの形成につながるのだ。

仲良くなりたい人への関心を示し、それを学び
自分の経験を話すことで、相手があなたの存在を身近に感じてくれます。

相手への貢献を考える!

■相手に敬意を払う

相手に対して敬意を払うこと。そして、その気持ちを言葉で表すこと。そのためには自分にとって相手のいいところ、好きなところを探しておけばいい。ちっとした敬意を表に出すだけで、この先ずっといい人間関係を保つことができるのだ。

相手は自分に役立つことを教えてくれる存在だとマインドセットを変えると
相手の話を聞けるようになります。
相手に敬意を払うとその人の長所が見つかり、そこから学びを得られます。
相手とラポールを築くことで、知識が深まり、自分を成長させられるのです。

■相手のために手助けをする

仲良くなりたい人がいれば、自分ができることで貢献してみましょう。
「何かお手伝いできることはありませんか?」を口癖にし
自分にできることを相手に伝えるのです。
私の周りの成功者もいつもこの言葉を口にしています。
自らサポートを申し出ることが結びつきを強固にします。

ケビン・ホーガンは人から頼まれる前に
自分から動くことで相手の印象が変わると言います。

大切なのは、こちらからすすんで手助けを申し出ることだ。私はこれをもう何年も続けているが、その成果は何千倍にもなって返ってきている。

相手の話をしっかりと聞くことで、何をすべきかが明確になります。
そして、自分にできることを相手に伝え、すぐに行動に移すのです。
相手の人生に関心を持ち、自分の価値を提供すれば
感謝され、私たちは幸せな気分を味わえます。

まとめ

ラポールを築くことで、良好な人間関係を築けます。
人は自分の話を聞いてくれる人が大好きですから
仲良くなりたい人の話を傾聴することが肝心です。
相手に敬意を払うと長所が見つかり、そこから学ぶことで自分を変えられます。
また、一歩進んで相手に貢献することで
その人から感謝され、幸せになれるのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

      

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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