結果を出す人たちの習慣を見習い、忙しいを口癖にするのをやめよう!

「多忙」であることと「自分は重要な人間である」という認識には、強い相関関係がある。「過労と睡眠不足を嘆いてみせることで、自分が必死にやっていることを証明したいのだ。(ローラ・バンダーカム)


photo credit: Sarah-JaneG People in motion and still via photopin (license)

忙しいを口癖にするのはやめよう!

広告会社で働いていたころは「忙しい」が私の口癖でした。
今回、これが悪い習慣であることをローラ・バンダーカムから学びました。
私は「忙しい」と人に話すことで
自分が重要人物だとアピールしていたのです。

最近は、自分の働き方を変え
多くのタスクを自分に与えないようにしています。
忙しいが日常化すると脳と体が疲れ
結果を出せないことがわかってきたので、働きすぎに注意しています。
自分にとって重要なこととワクワクことを優先するように
スケジュールを調整しています。

あくせく働いているのに、それに見あうだけの具体的な成果をあげられない人は多い。そもそも、一定の時間内でそれほど多くの作業をこなせるはずがないのに、ついあれこれ手をだしてしまっているのだ。その結果、つねに注意散漫な状態で、膨大な要求に答えられずに不満を抱えて生活している。現代の文化には「より多くのものごとをこなす」ことを重視する風潮がある。そして奇妙にも人は自分を疲弊させ、すり減らすことで「自分一は重要な人間だ」という認識をもとうとしている。(デボラ・ザック)

私は必要以上にあくせくするのをやめることで
自分との対話の時間を持てるようになりました。
今日、自分がやるべきことは何かを問いかけ
そこに注力することが、自分を幸せにすると気づいてから
無理なスケジュールを組まなくなりました。

 

重要なタスクに集中し、休養と睡眠を確保する!

ビジネスをする時に「忙しい」と言って、自分をごまかすのではなく
相手への貢献を考えるべきです。
自分の価値を高め、Win -Winの関係を目指すことが成功への近道です。

自分が何をすべきかを決め、重要なタスクに集中しましょう。
今日自分がやるべきことを明確にし、そこに意識を向けるのです。
朝と夜の2回、自分との対話の時間をもち
自分のやるべきことを確認し、そのための時間を確保します。

質の高い仕事をするためには、瑣末な多数を減らし
ごくわずかな重要なものを区別するのです。

最重要のタスクと、とりあえず後回しにできるものとを区別するとよい。最重要のタスクをすべて終えたら、後回しにしたタスクを再度、見なおす。そして、着手すべきタスクなのか、ある醐いは、そもそも不要なタスクなのかを見きわめるのだ。

重要なタスクに集中することで結果を残せるようになります。
1日に多くのタスクをこなすのをやめ、
重要なことにフォーカスし、それを終えたら
自分のために時間を使いましょう。
学んだり、趣味の時間を持つことで、脳は活性化します。

また、現代人は睡眠をないがしろにしますが、無理は禁物です。
睡眠を削ると、脳がパフォーマンスを発揮できません。
この結果、ミスをおかしたり、体調を悪くするなど仕事に悪影響を及ぼします。
「忙しい」と言う悪い口癖にさよならして
早い時間に仕事を終えられるように仕事のやり方を変えましょう。

まとめ

重要な人物だと認められたければ、「忙しい」と言わないようにしましょう。
自分の忙しさをアピールするよりも大事なことが、今ここに集中することです。
しっかりと自分の価値を提供すれば、相手はあなたを認めてくれます。
重要なタスクに集中し、それをしっかりと終わらせることが
あなたの評価を高めてくれます。
同時に自分のパフオーマンスをアップするために
休養や睡眠をしっかりと取るようにしましょう。

参考書籍 デボラ・ザック SINGLE TASK 一点集中術

      

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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