ミシェル・ショーフロ・クックの脳にいい食事大全の書評


脳のパフォーマンスは食事や生活習慣で大幅に改善できる。(ミシェル・ショーフロ・クック)


photo credit: wuestenigel Cube Vegetables on a Cutting Board (celery, onion, carrot, pepper ) via photopin (license)

食事を変えると脳も変わる!

以前の私は大酒飲みで、食事にもあまり気を使っていませんでした。
ジャンクなものが大好きで、ラーメンやつまみ中心の食事で
ぶくぶくに太り、脳もあまり良い状態ではありませんでした。
10年前に酒をやめ、健康に気を使うようになってから
私の脳と身体の働きは徐々に改善しました。
多くの本を読み、グルテンフリーやファスティグを取り入れることで
アレルギーがなくなったり、眠気を抑えることができました。
特にこの数年間で食習慣を大きく変えたことで
私の生産性は確実に高まりました。
私は食事の重要性に気づけたおかげで、自分を変えられたのです。

今回、ダイヤモンド社さんからミシェル・ショーフロ・クック
脳にいい食事大全――1分でアタマがよくなる食事の全技術を献本いただきました。
栄養コンサルタントの著者は本書で脳をよくする食事術や習慣を紹介しています。
以下私が取り入れたいポイントを書いておきます。
「食は人なり」という言葉が有名ですが
著者はそれを「食と習慣が人なり」と言い換え
食事と習慣が脳や身体に大きな影響を及ぼすと指摘しています。

今回、本書の脳力自己診断シートを行なってみましたが
お酒をやめたり、食事や習慣を変えたおかげで
脳の健康状態は良いという評価をもらえました。
これに慢心せずに、著者のアドバイスに従い
今できていないことを改善していきたいと思います。

脳の炎症を避ければ、アルツハイマーやがんを防げ
脳と身体の健康を維持できることがわかっています。
そのために日頃から有害物質を排除する食事を意識すればよいのです。
本書の43の「60秒脳力アップ」というメソッドを取り入れれば
簡単に脳のパフォーマンスを高められそうです。

砂糖やトランス脂肪酸を避けることが、脳の炎症を防ぐコツですが
油や白砂糖を気にするだけでなく、それらを含んでいる食品にも目を向けるべきです。
ファストフードを選ばないのは当たり前ですが
レストランで使われている缶詰や加工食品にも注意を向けるべきです。

私が意識したいミシェル・ショーフロ・クックの3つのアドバイス

1、赤身肉や乳製品を減らす

赤身肉や乳製品には、飽和脂肪酸が含まれている。飽和脂肪酸は血中のコレステロール値を上昇させ、脳内のアミロイド斑の形成を促し、アルツハイマー病などの脳疾患のリスクを高める。アメリカ、シカゴでの研究によれば、飽和脂肪酸の摂取量が最高レベルの人は、アルツハイマー病の発症リスクが3倍に増加する。赤身肉や乳製品の摂取量は、1日に1サービング(乳製品2分のーカップまたは赤身肉を約170グラム)以下、週に5回以下にすること。

赤身肉や乳製品のリスクは知っていましたが
本書のアドバイスを信じて、少し量を減らしてみようと思いました。
肉好きの私にはつらい選択ですが
将来アルツハイマーになって家族に迷惑をかけたくありません。

赤身肉の代わりにアボカド、豆類、ナッツを食べれば
良質なたんぱく質を摂れ、脳の炎症を防げます。
私は植物性のたんぱく質を多めに摂取しているので
赤身肉を上手にコントロールしていきたいと思います。

2、ザクロで脳のエネルギーを高める

ザクロやザクロジュースは、脳に強力な抗酸化作用をもたらしてくれる。ザクロはとてつもな美味しいだけではなく、栄養満点で健康効果も絶大だ・豊富な抗酸化物質が含まれ、脳の健康を高めるためにも最適だ。

ザクロにはフリーラジカルを沈静化させる働きがあり
強力な抗酸化作用があることがわかっています。
脳の損傷を予防し、回復を早める効果あります。
また、ザクロは脳だけでなく肝臓を保護したり、再生する働きもあります。
免疫機能が強化され、アレルギー体質も改善できます。
今まで私はあまりザクロを摂取してこなかったので
今後は積極的に食べてみようと思います。

セロリは脳に効く最高の食材

20種類もの抗炎症物質を含むセロリとセロリシードは、脳力アップ食品のスーパースターである。脳の健康に効くスーパーフードとして、セロリほど見逃されている食べ物もない。あまりにも身近にあり、手頃な価格で入手できるためにピンとこないかもしれないが、セロリは紛れもなく、脳に素晴らしい効果をもたらすスーパーフードだ。

セロリがこんなにパワーがある食材だとは思っていませんでした。
セロリをジュースにして飲んだり
セロリシードをサラダに使えば、毎日でも食べられます。
また、関節炎や痛風に効果があることもわかっています。
これは医学的にも証明されているとのことなので
私もセロリの摂取量を増やそうと思います。 

まとめ

食事に関する本を多く読み、日々食事の改善を行ってきました。
グルテンフリーを取り入れ、小麦を食べなくなったおかげで
アレルギー体質を改善できました。
白砂糖を減らしたり、よい油を選ぶ生活を続けてきたので
私は自分の健康を維持できるようになりました。
今後は本書の脳力アップのメソッドを生活に取り入れ、
脳のパフォーマンスを高めていきたいと思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

      

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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