藤井英雄氏の1日10秒マインドフルネスの書評

習慣化

私たちは常に何かを考えています。1日に6万もの思考をくり返していると言われますが、そのほとんどに私たちは気づいていません。感情は思考の結果です。もしも6万もの思考が自動操縦モードだったとしたらどうでしょうか。気づきがないまま過ごしているとすれば、ネガティブな感情に知らないままとらわれてしまっているかもしれないのです。しかし、10秒あれば心の声に耳を傾けることは可能です。(藤井英雄)


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「10秒マインドフルネス」を習慣にしよう!

精神科医の藤井英雄氏から新刊の1日10秒マインドフルネスを献本いただいたので、早速読んでみました。私たち現代人にはイライラがつきものですが、感情をコントロールする方法を知っていれば、貴重な時間を無駄遣いしないですみます。嫌な気持ちで1日を過ごさなくてよくなれば、日々より多くの目標を達成できますし、人との関係も改善できます。多くの悩みは人間関係から生まれますが、藤井氏が提唱する10秒マインドフルネスを活用すれば、ネガティブな感情にとらわれなくなります。

私たちは絶えず、色々なことを考えています。1日6万回もの思考を繰り返していると言われていますが、もしその多くがネガティブな感情をもたらしているとしたら、とてももったいないことです。それを防ぐために、10秒マインドフルネスが効果があると藤井氏は指摘します。真剣に10秒間、自分と向き合えば、私たちは自分の心の声に耳を傾けることができます。この10秒を日常生活に取り入れることで、私たちは人生をよりよくできるのです。

「今、ここ」での心の中にある感情を意識してください。そして感情に名前をつけてください。それが、たとえば「悲しみ」であったとしたら、それを自分で「私は悲しみにとらわれていた」と実況中継してみましょう。親しい友人の話を聴くように「悲しみにとらわれていたんだね」と声をかけてみるのです。

自分の感情に名前(ラベル)をつけ、自分を実況すると自分を客観視できます。他者視点を取り入れることで、問題をそれほど大したことだと思わなくなります。大きく深呼吸をすることでネガティブな感情を手放せ、もっと自由に考えることができるようになります。たった10秒のマインドフルネスでも効果を得られるのですから、嫌な気分になったら、自分の感情を実況中継してみましょう。

毎朝、「今、ここ」を確認する!

私は毎朝、「今、ここ」を確認するようにしています。1日を神棚と仏壇の前でスタートし、今日やることを明確にすることを習慣にしています。朝の静かな和室で「今、ここ」にいると宣言することで気持ちがスッキリします。「今、ここ」を毎朝意識することで、嫌な感情や雑念を追い払えます。

その後、私は近所の神社にお参りします。鎮守の森の中を深呼吸をしながら歩くことで、自分を解放するようにしています。ありがとうと呟きながら参道を歩くことで、頭の中を空っぽにできます。毎朝、自分の心の声を聞くことで、今日やるべきことが見えるようになり、今ここに集中できるようになりました。ほんの短い時間ですが、デジタルギアを手放し、朝日を浴びながら緑の中で深呼吸をすることで自分にエネルギーを与えられます。

嫌な感情を追い払い、人生に安らぎをもたらすためには、10秒間自分の状態を実況中継すればよいという藤井氏のアドバイスは誰でも簡単に取り入れられはずです。自分が今イライラしているなら、そのラベルをはり、自分を客観視しましょう。今朝も車を運転しているときに、横入りの車にイラっとしましたが、このメソッドを使うことで、怒りをすぐに沈めることができました。この10秒マインドフルネスを習慣化すれば、自分の感情をコントロールできるようになり、心の平穏を取り戻せます。瞑想というと難しく考えがちですが、10秒間自分の感情を実況中継すればよいのですから、このメソッドを自分ごと化しましょう!

まとめ

イライラしたり、不安な気持ちに支配されるのは時間の無駄でとてももったいないことです。そんな時には10秒マインドフルネスを活用して、自分の今の感情にラベリングしてみましょう。今の状態を客観視することで、自分を取り戻せるようになります。感情をコントロールすることで今ここに集中できるようになり、確実に結果を残せるようになります。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

     

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