ブルーベリーは脳の老化を防げるのか?

習慣化

食物が脳を増強するメカニズムとはどのようなものでしょうか。このメカニズムには、長年、全般的に「健康によい」としつこいほどいわれてきたのと同じ物質が関与しています。それは、ビタミンCやビタミンEのような抗酸化物質の他、魚油からアスピリンまで炎症抑制剤として振る舞う物質です。(バーバラ・ストローチ)


photo credit: hikuta Wild blueberry, Vaccinium myrtillus via photopin (license)

酸化ストレスと炎症で脳は加齢していく!

細胞はエネルギーを作る際に酸素を燃焼しますが、その際フリーラジカルが生まれます。フリーラジカルは他の細胞に比べて、電子が一つ不足しています。そのため他の細胞から電子を盗むという習性があります。このフリーラジカルの泥棒行為によって、私たちの細胞は劣化していきます。最近では、この酸化ストレスが脳の老化の原因の一つと考えられています。

フリーラジカルをできるだけ多く取り除くことで脳や体の加齢を防げます。若い頃は私たちの体の修復機能が盛んなため、抗酸化物質によってフリーラジカルは中和されるのです。しかし、加齢によって抗酸化作用が落ち、徐々にフリーラジカルの除去が難しくなります。大気汚染、紫外線、放射能などの影響でフリーラジカルが増加することで、脳細胞を傷つけてしまうのです。この酸化ストレスに加え、炎症も脳や体に損傷を与えます。

炎症を防ぎ、脳の損傷を修復させるために食生活を改善すると効果があると考えられています。プルーン、レーズン、ブルーベリーやホウレンソウなどが脳に効くと言われ始めていますが、まだ長期的な臨床試験が行われているわけではありません。
今後徐々にこれらの食べ物の効果が明らかになるはずですが、私は食べ物のパワーを信じて、予防を開始しています。

ブルーベリーは脳に効くのか?

ジェームズ・ジョセフはブルーベリーを脳ベリーと呼ぶようになり、自分でも大きなカップ一杯のブルーベリーで1日をはじめるようになりました。

人での臨床試験はありませんが、動物実験によって、ブルーベリーの効果が明らかになっています。タフツ大学のジェームズ・ジョセフと、その共同研究者のマーク・A・スミス、バーバラ・シュキット=ヘイルは、ブルーベリーに含まれるどの成分が厳密に脳に役立のかに焦点を絞ろうとして数々の実験を行なってきました。ある研究では、すでに認知的な衰えを示していた年長のラット(人間の年齢でおよそ60歳)に、抗酸化物質が多く含まれるとされる食物のリストであるORACリストの上位2つの果物、ブルーベリーとイチゴの抽出物を与えたところ、知能検査と運動検査で成績がよくなりました。そして、脳組織を調べると、酸化ストレスと炎症のマーカーのレベルがより低くなっていたのです。

タフツ大学の別の実験では、臨床的に誘発された形式のアルツハイマー病になった生後4か月のマウスにブルーベリー抽出物を食べさせたところ、中年での記憶検査の成績がアルツハイマー病を持たないマウスと同じぐらいで、また、ブルーベリーを食べなかった認知症のマウスよりはるかによかったのです。ブルーベリーを食べたアルツハイマー病のマウスの脳には、ブルーベリーを食べなかったマウスの脳と同じ量のプラークによる損傷があったのに、成績がよかったのです。おまけに、ブルーベリーを食べたマウスは学習や記憶の経路の一部となっている分子の活動が増加していました。

動物実験の結果を見るとブルーベリーは脳によい影響を与えてくれそうです。ブルーベリーを毎日食べることで、脳を活性化できると信じて、私は毎日ブルーベリーを食べるようにしています。

まとめ

私は今までに多くの脳関連の本を読み、ブルーベリーなどベリー類に効果があると考えるようになりました。毎日、ベリーを食べることを習慣にして、自分の脳の損傷を防ごうとしています。脳と体の健康を維持するために、睡眠や運動に加え、脳によい食事を食べることを選択しています。ブルーベリーを毎日食べ続け、自分の脳の健康を100歳まで維持したいと思います。

参考図書 バーバラ・ストローチ年をとるほど賢くなる「脳」の習慣

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

      

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