赤ちゃん時代のことを思い出し、失敗を恐れないようにしよう!

何かが上達するのは、何千回もの小さな失敗という土台があってのことだ。どの程度まで成功するかは、それ以前に何回失敗したかで決まるといっていい。もし誰かがほかの人より何かが秀でているとしたら、たぶんその人がほかの人よりたくさん失敗していたからだ。(マーク・マンソン)


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自分の赤ちゃんのころを思い出し、失敗をエンジョイしよう!

自分が他の人より劣っていたら、ほかの人の経験した”苦しい学び”をくぐり抜けていないと考えてみましょう。マーク・マンソンはそんな時には、赤ん坊が歩けるようになるまで練習する姿を思い浮かべるとよいと述べています。赤ちゃんは歩けるまでになんども転んでいるはずです。あなたは赤ちゃん時代に練習をやめなかったから、今歩けていたり、話せるようになったのです。全ての子供の頃はチャレンジマインドを持っていたのですが、徐々にそれを失っていきます。

失敗を避けるようになるのは人生のもっとあとからのことで、それは教育システムから来るものだと僕は思う。生徒の出来を厳しく判断しては、うまくできない生徒を罰する教育システムのせいではないだろうか。

私たちは他者から否定されると自分の行動を制限し、新たなアクションを起こさなくなります。教師や親から批判をされたり、無理だと決めつけられると行動をやめてしまいます。大人からブレーキを踏まれることで別な楽な道を選ぶ場合もあります。やりたいことをやらせてもらえないことで、チャレンジする選択肢を捨ててしまうのです。

あるいは他者の成功の裏にある努力を知らないがために、行動する勇気を持てない場合もあります。

さらに僕らは、マスメディアのおかげで、次から次へと発信される輝かしい成功話にさらされる。その一方で、成功の陰に退屈でつまらない訓練が何千時間もあったことは知らされない。多くの人の失敗に対する恐怖は、多くの場合、ロクでもない価値観を選んだことから来ている。

以前の私も自らアクションをすることをためらっていました。自分にはできない、夢は叶わないと思うことで、人生をつまらぬものにしていたのです。多くの本を読むことで、成功者たちの失敗を知り、私は自分のダメなマインドセットを変えることができました。著者たちの言葉を信じ、自分の思考と行動を改善することで、失敗が怖くなりました。ドリームキラーと付き合うのをやめ、夢にチャレンジする人と時間を過ごすようにすることで行動する勇気をもらえたのです。本に書いてあることで良いと思ったことはすぐに実践するようにしたことで、少しづつ結果を出せるようになりました。小さなアクションをはじめ、それを習慣化することで、昨日より自分をよくすることをマイルールにすることで、人生が面白くなったのです。

目標を決めたら、自分の行動にブレーキを踏まない!

車を動かすためにはエンジンをかけ、アクセルを踏む必要があります。本を読むことは自分にエンジンをかけることだと思うようにしたのです。自分をよくするための本を選び、そこからエネルギーをもらい、自分の改善に活用することにしました。読んだら読みっぱなしをやめ、内容をブログにまとめ、本を自分ごと化したのです。著者の言葉や体験から学び、自分の行動を見直しました。車にたとえると行動はアクセルになります。アクセルを踏み込まなければ、目標を達成できません。しかし、以前の私は本を読んでもアクセルを踏まず、ブレーキを踏んだままだったのです。本を読んだらブログを書き、内容を忘れないようにするのと同時にアクセルを踏むことを意識しました。「何かやってみること(アクセル)」を成功の尺度とするなら、この時点で幸せな気分を味わえます。日々の小さな達成感がモチベーションになり、私は徐々に変われるようになりました。

ただし、無理は禁物です。アクセルを踏んだら、時にはブレーキを使ってスピードをコントロールしましょう。人生は長距離走なので、アクセルを踏みこみすぎて、燃料切れになっても意味はありません。キーワードはやめないことで、小さな行動でよいので明日のために続けましょう。よいと思った行動はやめないことをルールにし、無意識にできるまでは諦めずに続けるのです。朝の散歩や日記、瞑想、食事の改善、笑顔、感情のコントロールなど今まで長続きしなかったことも習慣化できました。やりすぎだと感じたら、時にはサボり、自分の行動を振り返りましょう。私も行き詰まった時にはブログを読み返し、著者の言葉からエネルギーや新たなヒントをもらいました。自分との対話の時間を持つことで、新しくやるべきことが見つかります。一つのことを習慣化できたら、次の目標にチャレンジし、それを習慣化できれば1年後にはよりよい自分に出会えます。やるべきことを決めたら、今ここに集中し、未来の自分のためにアクセルを踏みましょう。

まとめ

よいと思ったことは、今すぐスタートしましょう。とても小さくて、ハードルが低いことでもよいので、最初の一歩を踏み出しましょう。それをやめずに習慣化することで未来の自分が変わります。いくつものよい習慣を身に付けることで、素晴らしい自分に出会えるようになります。赤ちゃん時代の自分を思い出し、新たなチャレンジと習慣化をキーワードに自分の人生をエンジョイするのです。

参考書籍 マーク・マンソンその「決断」がすべてを解決する
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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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