デュシエンヌの笑みと感謝を習慣にしよう!

習慣化

感情を偽ってつくった笑顔は、目が笑わない。そして卑屈な笑顔になりがちだ。(ギョーム・デュシエンヌ)

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心から笑えるように人生をエンジョイしよう!

エルサ・プンセット心のリュックを軽くする 自分の感情にあやつられないための21のヒントの中で、人と親しくなりやすいとても魅力的なしぐさが、「笑顔」だと指摘します。人との関係をよくしたければ、笑顔を取りれるとよいと言うのです。笑顔には「デュシエンヌの笑み」と呼ばれる人を共感させる笑顔があります。これは、フランス人医師ギョーム・デュシエンヌにちなんだもので、口回りだけではなく、頬骨から目元にかけての筋肉も使った笑顔のことです。もう一つの笑顔が機械的な笑顔です。デュシエンヌの笑みでは、顔ののまわりの筋肉が動きますから、顔全体で笑うことになりますが、機械的笑顔では口角を上げ、主に口回りの筋肉だけを使うので、人への印象が悪くなります。

1960年、カリフォルニア大学の心理学者ダッチャー・ケルトナーとリー・アン・パーカーは、笑顔の写真を用いた実験を行いました。およそ半数の学生がデュシエンヌの笑みを浮かべていましたが、残りの半数は機械的な笑みでした。その後、その学生たちが26歳、43歳、52歳になったときに調査すると驚くべき結果が出ました。夫婦仲や人生の満足度について質問したところ、デュシエンヌの笑い方をしていた女性たちは長い結婚生活を送り、個人的にも幸せを感じている人が多かったのです。そして、それは長期間継続し、30年問変わりませんでした。

目元の頬の筋肉を動かし笑顔を浮かべると、脳に刺激信号が送られ、私たちは幸せな気分になれるのです。同校のデータでは、デュシエンヌスマイルをした人の95%がかなりの幸福感を覚えたことがわかっています。このデュシエンヌの笑いを意識し、脳を騙すことで、私たちは幸せな気分を取り度せます。コミュニケーションをよくするだけでなく、デュシエンヌの笑いで自分の感情もコントロールできるのです。

人はデュシエンヌの笑みを浮かべる人を自動的に信頼します。こちらに伝わってくる気持ちは本物だ、そういうふうに感情をオープンにする人だ、とわかるからです。本物の笑みを真似するのは簡単ではありませんが、心の底から笑えるような、考えるだけでにっこりしてしまうようなことを思い浮かべましょう。相手から見たとき、はるかに魅力的に映るはずです。いちばんいいのは、幸福感が内側から湧いて、普段から自然に目に表れることなのですが……。心から幸せを感じること、それを表現し、人と分かちあうことがどんなに大切か、このちょっとしたヒントからもわかりますよね。(エルサ・プンセット)

作り笑いも大事ですが、本当に人生を楽しむことでデュシエンヌの笑いができるようになります。人生をエンジョイし、笑顔のなることが幸せになる秘訣なのです。

感謝も人との関係を改善する!

感謝する気持ちは、幸福感、楽観的な考え方、関係性の向上、健康、目標達成、タスク達成力、身体的な痛みの減少、寛容性と共感性、良い睡眠、自己肯定感の向上など、ありとあらゆるポジティブな効果をもたらす。(岡本純子)

岡本純子氏は世界一孤独な日本のオジサンの中で、「感謝」が他者との関係を改善し、人に幸せを運んでくると述べています。カリフォルニァ大学デービス校のエモンズ教授は感謝に関する実験をしました。「感謝すること」や「ありがたいこと」を書き留めたグループと「イライラすること」を書き留めたグループを比較し、感謝の効果を確かめたのです。10週間後には、感謝することを書き留めたグループはもっと楽観的で、運動量が増え、病院に行く頻度も少なかったことがわまりました。ペンシルバニア大学の研究では、感謝の手紙を書くことで、実験参加者の幸福度は急速に上がったそうです。このように感謝体質になることで私たちは幸せになれるのです。

岡本氏は感謝体質になるための3つの方法を紹介しています。
1、「感謝の気持ち」を日記として書き留めることです。
1日に三つ、「ありがたかったこと」や「感謝したいこと」「うれしかったこと」を書いていくのです。おいしかった、ほめられた、美しかった、気持ちよかった、楽しかった、どんな小さなことでもいいのです。よいことにフォーカスすることで、「ポジティブな出来事」を考え、思い出すくせがつき、ネガティブな体質から脱却できます。また、人に感謝できるようになり、人間関係を改善できます。私も感謝日記を習慣にすることで、心がリラックスでき、人に対してのわだかまりを減らすことができました。
2、感謝の気持ちを手紙にしたためる。
両親、パートナー、友人、子供、誰でもいいので手紙を書くことで、幸せな気持ちを増幅できます。誰かを思いやり、感謝の気持ちを文字にすることで、その人への思いが強まります。
3、感謝を口に出してみる。
「いつも、支えてくれてありがとう」「素晴らしいサービスありがとう」「とてもおいしかった、ありがとう」などを言葉で発信することで人と仲良くなれます。感謝によって相手からも笑顔をもらえ、幸せになれます。感謝することができる人の周りには自然と人が集い、孤独を防ぐと言う効果もあります。

まとめ

人との関係を改善したければ、笑顔と感謝がポイントになります。心から人生をエンジョイし、デュシエンヌの笑みを浮かべていると人が周りに集まってきます。作り笑いでもこの笑顔になることで、幸せを感じられるようになります。また、人に感謝することでよいことにフォーカスできます。周りに対してありがとうを伝えると相手からも笑顔をもらえ、幸せな気分を味わえます。幸せになりたければ、笑顔と感謝を習慣にすべきです。

岡本純子氏の世界一孤独な日本のオジサン書評はこちらから

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