ドバイは砂漠を潰して、高層ビルを建て続けています。
10年前に砂漠だった場所がニューヨークの摩天楼のようになるのを
当時のドバイの人も驚きながら見ていたそうです。
しかし、今もドバイは成長を続け、世界中の富を集めています。
その後2009年のドバイショックを乗り越え、ドバイは成長を続けていますが
日本ではそれ以降の報道が少なく、ドバイの発展については理解されていません。
しかし、ドバイは高級ホテルやショッピングセンターを建設していく中で
ドバイが観光地としての魅力を高め、世界中の富を集めているのです。
その資本がさらなる富を生み、ドバイは成長を続けています。
2020年にはドバイでエクスポが開催予定で、そこを目指して新しい街が砂漠の中に次々生まれています。
昨日はそのドバイを陸と海から視察してきました。
私がステイしているエリアのJUMEIRAH BEACH RESORTや
ドバイのビジネスベイには高層ビルが林立しています。
日本にいると「ドバイの成長は終わった!」という話をよく聞きます。
今回、ドバイの現状はどうなのか?を試して来ました。
昨日は、陸と海からドバイを視察して自分の目できました。
砂漠の中をドライブしたり、海をクルーズすることで
リアルドバイを体感してきましたが、ドバイの成長はまだまだ続くと確信しました。
オイルマネーだけでなく、今、ドバイには世界中の富が集まっています。
ドバイにはシンガポールと異なり
中東の石油資源に裏打ちされたマネーと成長資源の「砂漠」があります。
砂漠を開発すれば、いくらでもドバイは街が作れるのです。
香港やシンガポール以上の成長がきたされる所以です。
ドバイの砂漠に新空港や2020年のエクスポ会場が建設されています。
驚いたのは、それ以外に「ドバイ ピクチャー スタジオ」が建設されていることです。
映画人を集めて、ドバイ版ハリウッドを作るという構想があり
砂漠の真ん中で広大な「ドバイ ピクチャー スタジオ」が建設中なのです。
人が集まる観光資源を砂漠に作ることで、観光業の成長を全面的にサポートしています。
ドバイはハードだkで出なく、ソフトに力を入れ始めた証拠がこの映画スタジオなのです。
ここにはスタジオだけでなく、「ドバイ・ビバリーヒルズ」という高級住宅街も建設されています。
アメリカという見本があるので、その良いところを取り入れながら
現地化(カスタマイズ)することで、ドバイならではのビジネスを生み出しているのです。
そこにオイルマネーなどの力を働かせることで、一気に街を作り上げていくのです。
昨日は陸からだけでなく、海上からもドバイを見てきました。
ドバイをクルーズする中で、10年後にはここが本当にここが
マンハッタンになっているのではと妄想しました。
中近東だけでなく、成長著しいアフリカや東南アジアのイスラム国家のゲートになるのが
このドバイであることは、誰にも否定できないと思います。
ハブ空港、金融センターとしてインフラが整ったドバイは
中東、アフリカのニューヨークになることが決められているのです。
イスラム人口が爆発している中、ドバイのポジションは
少なくともエクスポが開催される2020年までは揺るがないと思います。
ドバイモールなどのショッピングセンターや5つ星以上のホテルで
多くのアフリカからの富裕層を見かけました。
私が想像していた以上にアフリカとドバイの結びつきは強いのです。
欧米、中国、韓国に出遅れたアフリカンビジネスでは
ドバイをショーケースにするという考え方を強烈に推し進めるべきです。
今回、海上からドバイの摩天楼群を見ることで、この国の成長を確信しました。
アフリカ、中近東、東南アジアに広がるマーケットを抱えるドバイは
やがてはマンハッタンのようになることが約束されているのです。
この数年で世界中の巨大なマネーがドバイの開発を後押しし
ドバイは世界一の都市になっていくのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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