ドバイのJLEFビルが日本企業の中東、アフリカの進出拠点になる!

一昨日からUAEドバイでの視察ツアーを行っています。
27名の社長を中心にしたメンバーで、ドバイを精力的に見学しています。
私が事務局を担当しているJLEF(日本企業構造改革機構)
ドバイでの拠点JLEFビルも急ピッチで建設が進み
工事は内装などの最終段階に入っています。
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このJLEFビルをドバイに集まる中東・アフリカのバイヤーとの
マッチングスペースにすることで、日本企業のプレゼンスを高めていこうというのがJLEFの狙いです。
日本企業のための商品展示コーナーをオープンし
プロダクトのマッチングをここで行えるように準備をしてる段階です。

中東には日本の車や家電製品があふれていますが
あくまで、日本のイメージはハイテク関連、ハードの国でしかありません。
地理的な遠さ、歴史的なつながりが薄いため
ドバイは極東の島国で、まだまだ彼らにとって縁が薄い国なのです。
しかし、TVアニメなどの影響で親日家が多く
日本製品は現地でも期待されています。
あたかもアトムを見て育った世代が
街づくりをしたような未来都市のドバイですが
肝心の日本製品は車と家電以外あまり普及していないのが、実態です。

これには日本サイドに原因があるように思えます。
日本人は中東に対するイメージがほんとんどなく
逆にテロをイメージしすぎで、なかなか進出していません。
実際のドバイは治安を重視した政策をとり
事件などはほとんどない世界一安心な街なのですが
日本のメディアはそういった報道をせずに
中東=危険というイメージを植えつけています。

ドバイに来るとわかるのですが、ドバイはもは中東だけでなく、世界の中心になっています。
ドバイ空港には世界200以上のエアーが飛んでいて、世界一の空港になっています。
今回のツアー参加者もドバイに実際に接することで
到着後すぐにドバイのイメージを変えられたようです、
メンバーの皆さんはドバイの可能性に気づかれ
進出に向けてのアイデアを真剣に考え始めています。
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ドバイが発展している最大の理由は中東とアフリカのハブになっていることです。
世界一戦略で観光客を飲み込んだドバイには、人モノ金が集まっています。
特に、莫大なオイルマネーの影響で、富裕層マーケティングが盛んになっているのです。
世界中のブランドがドバイでのビジネスを本気で行っていて
世界最大のドバイモールでは、高級ブランドで買えないものがないくらいです。
ドバイモールのエントランス付近は高級車の見本市になるなど
ドバイの購買力を象徴するエリアになっています。

ドバイは中東、アフリカの貿易拠点として栄えているため
中東・アフリカ、そしてインドのバイヤーまでもがドバイに集まってきます。
日本人はこの宝の山の前で進出に躊躇して
マーケットをインドや中国、韓国に取られてしまっているのです。
例えば、日本がお得意の化粧品はフランスやインドに完全に負けていて
マーケットの1%しか取れていないのが現状です。
商品がよくても現地のパートナー選びをしかりしないと
マーケットはとれないのです。
組む財閥によっては、販路がなく苦労する場合がありますが
現地の企業との契約は半永久的に続き、途中でスイッチができないので
進出段階での調査が大事になります。

JLEFは日本企業がこのような独特なマーケットであるドバイに
進出しやすい環境をご用意します。
日本の良質なプロダクトを探している現地のバイヤーに
日本製品を認知・体験してもらうためのスペースをJLEFが用意し
ドバイでの商慣習に詳しく現地の財閥にパイプを持ったスペシャリストが
進出のサポートをしていきます。
ドバイの現地パートナーと組んで、バイヤーを集めることで
ドバイ進出を予定される企業様の商談を盛んにしていきます。

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JLEFビルは今後発展が予定される新空港やエクスポ会場が近いエリアに立地しています。
未来のドバイを変える動きが、間も無くスタートします。
砂漠の暑いエリアが、日本の企業を熱くする日も近そうです。
詳細はまた、このブログ等でお知らせします。
日本の良いモノをドバイから中東、そして世界に広げて参りましょう!

今日もお読みいただき、ありがとうございました!
  

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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