私のようなおじさん世代は忍耐や苦労が大好きです。
「苦労は買ってでもしろ!」が我々世代のキーワードなのですが
無駄な忍耐や苦労は買わない方がよい時代なのかもしれません。
忍耐を捨てると無駄な努力が減ります。
ソーシャルメディアやクラウドソーシングを使いこなせば
会社を持つ、あるいは、それ以上のパワーを個人が持てるようになったのです。
今の時代は自分の好きなことだけやって
価値を提供できれば、個人でも成功できるのです。
好きなことに時間を費やし、スペシャリストになって
人から見つけてもらえさえすれば、食べられる時代になったのです。
自分のための苦労はすべきですが、無駄な分野には労力を使わない方がよくなってきました。
限られた時間に遠回りをするより、スペシャリストになる選択をすべきなのです。
午堂登紀雄氏の1つずつ自分を変えていく 捨てるべき40の「悪い」習慣には
「簡単に投げ出してはいけない」などという昔ながらの説教おやじを
信じてはいけないと書かれています。
もしそんなことを言う人がいたら、その人がどれほどの人物なのかを確認してみましょう。たいていの場合、本人が転職したこともないとか、転職してうまくいった人の知り合いがいないなど、そういう世界を知らないだけ。挑戦したことがない人や、自分の環境を変革させる勇気のない人ほど、自分の生き方を正当化し、自分の考える人生観とは違う意見に反発します。
経験値の少ないおじさんの世界だけで、判断されても困ります。
会社の中で偉くなる選択肢しかなかったおじさんのネットワークは狭く
世の中の動きについていけないことが多いのです。
以前の私も飲み屋というおじさんの世界で生きていましたが
断酒して人脈を変えることで、若い世代とのつきあいが増えました。
iPhoneやソーシャルメディアを活用することで
好きなことをやれば、生きていける時代を実感できるようになったのです。
実際、周りには楽しそうに個のパワーを発揮している人が増えています。
午堂登紀雄氏は本書で、マインドを変化させさえすれば
人生はどんどん面白くなると書いています。
これからの時代は、「あきらめなくてはならないこと」がどんどん減っていくことがわかる。やろうと思えば何でもできる環境になっていることがわかる。「できないこと」も、たいてい解決方法が存在することがわかる。その環境をフル活用すれば、忍耐は限りなく少なくできる。忍耐を捨てれば、より自由で楽しい人生を送ることができます。「つまんねえな」と思いながら日々を過ごすことは、人生の無駄遣いですから。
私も最近、このあきらめないでよいというトレンドに乗っています。
海外でのビジネスを今までは先延ばししていたのですが
ネットやソーシャリアルの人脈から、多くのサポートを受けられるようになり
チャレンジが簡単にできるようになりました。
できないことの解決策は、実は若い世代が教えてくれるのです。
46歳の2008年にiPhoneとソーシャルメディアで人生を変え始めてから
やりたいことをやってもよいのだと私は気づきました。
この時から自分の考え方がポジティブになったのですが
今年はマインドシフトしたために、それが加速しました。
やりたいことをやるために無駄な忍耐をやめるという午堂登紀雄氏の考え方を
多くの人がモデリングすれば、世の中はもっと面白くなりそうです。
今日も読んでいただき、ありがとうございます!
photo credit: Orangedrummaboy via photopin cc
コメント