経済学 世界経済の死角 (河野龍太郎,唐鎌大輔)の書評 自民党敗退の背景には物価高と賃金停滞があり、特に中低所得層の生活水準低下が影響しています。日本は欧米の利上げ期も金融緩和を続け、円安で輸入物価が高騰しましたが、企業利益は賃上げに回らず内部留保が増加しました。河野龍太郎氏と唐鎌大輔氏は、生産性向上が賃金に結びつかない構造や、円安だけでは説明できない国際的価格差を指摘します。 2025.08.21 経済学イノベーション投資戦略歴史ブログアイデアクリエイティビティライフハック
パーパス 日本経済の死角 収奪的システムを解き明かす (河野龍太郎)の書評 日本の実質賃金が上がらない原因は生産性ではなく、企業の分配姿勢にあると河野龍太郎氏は指摘します。生産性が上昇しても賃金は抑制され、個人消費は停滞。その結果、経済の循環は弱まり、投資も縮小します。氏は、今必要なのは所得再分配と制度の再設計であり、「誰のための経済か」を問い直す時だと訴えています。 2025.04.22 パーパスフレームワークウェルビーイング書評ブログアイデアクリエイティビティマーケティングライフハック