ドバイでの和食のデリバリービジネスに可能性はあるのか?

昨年末にドバイを訪れてから、ドバイの虜になっています。
ドバイ進出に関するビジネスをパートナーのEwil社の飯島CEOと模索しています。
ドバイといえば、観光その中核をなしているのは
ドバイモールなどのショッピングセンターです。
こういったモールに行くと西洋、中華料理はもちろん
韓国焼肉やレバノン料理など世界中の料理を楽しめるのです。
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現地のショッピングセンターやホテルには
多くの日本レストランが出店しています。
アメリカや東南アジアなど日本人が多い国には
どこでもそれなりの日本食レストランがあります。
そして、日本人スタッフがいる多くの店では
クオリティの高い日本食が食べられます。

しかし、ドバイにおける日本食は他の都市のレベルに至っていないのが実情です。
一流ホテルに出店している一部の高級和食店を除いては
韓国人や中国人が作る「創作」日本料理がメインになっています。
当然、創作ですから、本物の日本食とは異なる料理で
現地での日本食の評判を貶めています。
これは日本人としては寂しい限りですね。
世界中で和食ブームが盛り上がっているのに
中東のハブのドバイでは和食人気は
まだまだ、一部の日本通だけのものらしいのです。

しかし、これを逆に考えると
美味しい和食レストランがないということは、チャンスがあるということです。
寿司や天ぷら、和菓子などにも可能性があると私は考え
最近、多くのレストラン経営者にアプローチしています。

例えば、最近では、日本のパン屋さんが人気になっています。
ドバイに進出しているヤマノテアトリエがあります。
こちらは日本スタイルのパンが販売されていますが
今、ドバイの富裕層で大人気で、午前中で売り切れてしまうそうです。
まだまだ、ドバイには日本のものが少ないので
美味しい日本食にはチャンスがあることがわかります。

また、現地の富裕層の家では一夫多妻制で家族が多いのがドバイの特徴です。
子どもや親族、メイドさんもあわせると一回が100人ぐらいの食事になります。
最近では、美味しい料理を出前(デリバリー)してもらうことも多いとのことです。
一回の量も日本では考えられないボリュームなので
日本の出前とは違ったマネタイズが期待できるのです。

高級マンションが立ち並ぶドバイではそれ以外にも
外国人富裕層のニーズがあります。
豪邸が立ち並ぶエリアでは、富裕層のパーティーが
日々開催されているとの話を聞くと
ドバイでのデリバリービジネスに可能性を大いに感じます。

ホテルビュッフェの天ぷらやローストビーフの屋台をデリバリーすると面白いと
私たちのイメージは、どんどん広がっています。
ドバイの現地と外国人富裕層をターゲットにした和食のデリバリー!
そんなビジネスモデルをご一緒できる方々を募集しています。

3月12日にドバイ進出セミナーを開催します。
日本の食ビジネスをDubaiへ ~注目する出前ビジネス~
出前のニーズ、スキームおよび展開手法を開催します。
ぜひ、ドバイに興味ある方はこちらのセミナーにご参加下さい。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
  

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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