THE MESHの日本語訳が出版されています。これ読むとワクワクできるのはなぜだろう。

メッシュ すべてのビジネスは〈シェア〉になる
の日本語が先日発売されたので、早速読んでみました。

先日USTREAM(「徳本昌大のビジネス得本」)でご一緒させていただいたNHK出版の
松島倫明さんの「シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略
も面白かったですが、この「メッシュ」も楽しく読ませていただいた。
いや、この「メッシュ」を読むことで
これからのライフスタイル変化について
ワクワクしながら考えることができました。

もともと「メッシュ」に関しては、
知人の野田さんの
ソーシャルトランスレーション
という試みに興味があり、
英語で読み始めていたのですが
徳間書店から日本語版が発売されましたので、
昨日、今日でサックと読んでみました。

しかし、スマホとソーシャルメディアのおかげで
私たちは、世界中の共有可能なモノを
ソーシャルネットワークの中で
瞬時に可視化し、
シェアすることができるようになりました。
この恩恵はかなり、私にとっては魅力的で
様々なサービスが今後も展開されていくことでしょう。

カーシェアリングやルームシェアリングなど昨年あたりから
日本でも話題になり始めています。
こういった人と人の繋がりから生まれた
コラボラティブ消費によって
人との出会い関係あるいはビジネス
今後劇的に変化していきそうです。
海外でのビジネス展開については
メッシュの英語サイトをご参考にして下さい。
金融、教育、起業など様々な領域で
ビジネスが展開されています。

ソーシャルメディアとシェア型の予約システムが
瞬時につながることで
世界中の人々のモノや部屋の情報が
シェアされ活用され始めています。
モノや部屋でつながるということは
新しい人間の出会いや交流が生まれていきます。

例えば、シェア型のサービスを使えば
旅行の目的も豪華なホテルやリゾートから
その国の町場の空気を楽しみに行くに変わりそうですね。
飛行機代さえあれば、部屋代をリーズナブルにして
現地の方の生活が体験できるなどの気軽なトリップが
21世紀型の旅行として当たり前になっていきそうです。

そしてその中での成功の鍵は
人間をオープンにすること!
人との信頼関係を築かなければ
21世紀型の「シェア」や「メッシュ」に
紹介されている恩恵を
簡単には受けられないという事実に気づきました。

Facebookなどのソーシャルメディアで実名でしっかりと
セルフブランディングすることが
こういう側面でも重要だなと思いました。
彼にだったら部屋を貸せるよという信頼感の評価基準が
ソーシャルメディア上で決められていくことになりそうです。

「Give&Giveの精神」で日々しっかり生き
人間力を鍛えていくことが
これからの「コラボラティブ消費」社会
楽しく生きていく秘訣かも知れません。
これがこの本を読んでワクワクできた理由かもしれません。

メッシュ すべてのビジネスは〈シェア〉になる
シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略
などに書かれているシェア型サービスについては
随時このブログで書いていきたいと思います。

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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