ラジオの価値を見直してみましょう。

情報が氾濫していて、ニュースサイトやソーシャルメディアを
チェックするだけでも相当の体力を必要とする時代になっています。
東京にいると、情報を追っかけることが生き甲斐になってしまうのですが
年に一度ぐらいはのんびりしようと思い
旅行で東京を離れることにしています。

昨日8月7日まで沖縄の宮古島に行っていました。
そこでは、新聞、TV情報を一切シャットアウトして
ローカルのラジオ放送を聞きながら
ゆったりとした時間を過ごしてきました。
東京のノイズの多いTV番組や、早口のFM番組のDJとは異なり
宮古のラジオ局、沖縄のFM局は語り口がのんびりしていて
忘れかけていた、人間らしさを思い出すことができました。
ラジオが生活に密着していて、DJとリスナーの方々の交流が
人間くさくて、何とも言えず、ラジオの価値を再発見しました。

ソーシャルメディアとの相性のいいラジオは
ローカライズすることによって、より価値を高めることができそうです。
ローカルでしかできない体験を、ラジオ発で生み出し
ラジオ&ソーシャルを通じてもっともっと共有できれば
新しい出会いや交流が演出されるかもしれません。
ラジオ局がエリアのハブになることで
面白いプロジェクトが生まれる可能性もあります。
人間の生の声を通じて交流できるラジオは
ある意味、リアルタイムの双方向メディアです。

また、今では世界中のラジオを聴けるTuneInラジオなどの
iPhone&iPadアプリも充実しています。
耳から、様々なローカル情報が聴けるいい時代なので
TVや新聞、Webだけではなくストリーミングラジオを使って
バーチャルにローカル体験をするのも良いかもしれません。

キーマンズネットの新連載です。(8月6日更新)
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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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