クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTISTの書評2 毎日のログの蓄積が未来を変える!

毎日毎日、私はソーシャルメディアやブログにログ(記録)をつけています。
Facebookの朝の投稿時間で何時に起きたかがわかりますし
Foursqureを見ればどこにいたかも一目瞭然です。
そして、私にとって最も価値のあるログが実はこのブログなのです・
自分が考えていたことや読んだ本がこのブログを遡ることで
ほぼわかるようになっています。
毎日ブログを書き続けたことで、ブログが私の大切な資産になっているのです。

昨日のブログで紹介したクリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTISTにも
ログをつけることの重要性が書かれていました。
著者のオースティン・クレインの言葉を以下に引用します。

■ログブックをつける

未来の出来事のチャートが必要なのと同じように、過去の出来事チャートも必要だ。ログブックといっても、日記や日誌じゃなくてもいい。日々の行動を書き込む、ちょっとしたノートでいいんだ。どんな仕事をしたのか。どこで昼食を食べたのか。どんな映画を観たのか。それだけでいい。細かい日記をつけるよりずっとラクだ。それを何年も続けていると、こんな日常の記録だけでも、ずいぶんと役に立つのがわかる。ちょっとしたメモから、そのときの記憶がありありとよみがえってくるからだ。 昔、船員たちは航行距離を記録するために航海日誌をつけていた。それとまったく同じだ。君の船がどれくらい航海してきたかを記録するんだ。 


本当に過去の日常の記憶からいろいろな気付きを得られます。
前に読んだ書籍の一言をブログで読み返すことで
新しいアイディアが生まれてきたり
ソーシャルメディアの過去の投稿や写真から
以前ビジネスをしていたパートナーのことを思い出し、再びアプローチすることで
新しいプロジェクトを生み出したことも何度もあります。

脳は不思議なもので、記録していた写真やコメントにインスパイアされて
過去と今を結びつけ、そこからとてつもないひらめきを生み出してくれます。
以前の何気ないログから新しいアイディアが舞い降りてくることもあります。
後はアクションを起こせば、よりよい未来を作り出せるのです。

そのためには、日々の記録をしっかりとつけることです。
過去の考えや人脈などのネットワークをコツコツと
ブログやソーシャルメディアに記録することが重要なのです。
そのときに、記憶を鮮明に蘇らせるために
写真やメモなどを一緒に投稿することをお薦めします。
前述のオースティン・クレインは記録の効果について以下のように書いています。

作品の制作やキャリアの構築には、小さな努力をコツコツと積み重ねることが必要だ。「1日1ページ」というとたいしたことには思えないけれど、それを365日続ければ、立派な小説になる。1回クライアントの説得に成功しただけでは、ちょっとした勝利にすぎないけれど、それを何十回と続ければ、昇進が待っているだろう。 


毎日の記事の積み重ねが、やがては一つの作品になっていくのです。
私もソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣に続く次の書籍を
今、書いているのですが、実はこのブログの過去の記事をリライトすることで
ほぼ第1稿を書き終えることができました。

最初の書籍を書いていた頃には、このブログには
ほとんど記事のストックはありませんでしたが
2年近く経過した今では、1000以上の記事が蓄積されました。
毎日コツコツ書いてきたことで、このブログが私の武器になっているのです。
書籍を書くときにも、過去の記事から多くのヒントをもらえたりします。

また、ブログやソーシャルメディアの記事経由で
新しい仲間に出会うことも増えました。
ブログを公開することで、記事に共感してくれた仲間と出会えることができたのです。
そして、その仲間とのソーシャリアルのコミュニケーションから
多くの気付きやビジネスチャンスをもらえたりするのです。
最近では、ブログ経由での新しいビジネスや執筆などの
オファーが入るようになってきました。

自分のよりよい未来を作り出すためには
ブログなどに自分の考えやアクションを記録することが本当に大事です。
人生をポジティブに変えるための一つの方法が
ブログを毎日コツコツと書き続けることなのです。

キーマンズネットのFB記事連載です。(4月22日更新)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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