料亭、三越、ディズニーを経て学んだ 日本人が知っておきたい心を鍛える習慣は
日本人の心を意識して書かれた行動、習慣に関する良書です。
上田 比呂志さんのベストセラーなのですが
日本人としての生き方、心の鍛え方が丁寧に書かれていて
心を鍛えたい方にはとても参考になると思います。
日本人の良さを再発見できる習慣本というスタイルもよいですね。
心を鍛えるためには、律する習慣が大事だと、著者の上田さんは書いています。
席を譲る気づかいからでも、心を鍛えられると言う考え方が、私にはとても刺さりました。
折れない心を作り、感情をコントロールできるようになれば人生は変わります。
席を譲るにしても、感謝の意を示されれば、「譲ってよかったな」と思えるかもしれませんが、無言でただそこに座られたりすると、「譲るんじゃなかった」と思ってしまうのが人の性です。ただ、そこで「こんなことなら譲るのはもうやめにしよう」と折れないこと。これこそが、心を鍛える習慣の入り口なのです。譲ることを繰り返すうちに、あなたの心は強くなり、「感謝されるから譲る」のではなく司自分がそうすることで喜びを感じるから譲る」段階に成長できます。席を譲る気づかいが、自分にとっても心地よくなり喜びになる。すなわち、気づかいをしても消耗しない強い心を持つことで、人は呼吸をするように気づかいができるようになります。
耐えながら律することを続けているうちに、
喜びを感じられるようになれると信じてみようと思いました。
弱い心とサヨナラする方法を今日はこの本から教われました。
大人になればなるほど、自分の責任が増えていきますから、律する努力が必要になります。 苦しい時こそ、自分との戦いですから、乗り越えるための精神力が必要になるのです。
周りだけでなく、自分を喜ばせるほど、律することができるようになれば
心が落ち着き、幸せになれるのです。
一段上の人間になるためには、この律するという習慣を鍛えることが重要で
この習慣が周りと自分の気持ちを幸せにしていくのです。(喜びの循環)
喜びの循環があれば、人は困難を乗越えられますし
更に成長できるチャンスを周囲の人からいただけるのです。
周りも自分も幸せにすることが幸せの本質であることが納得できました。
ここまで、ブログを書いていて気づいたことあります。
残念ですが、最近減っている気がしました。
自分の限界を設けずに、もう一踏ん張りしたくなりました。
それが、自分も楽しくさせるという良い行動なら、習慣化できそうです。
「喜びの循環が人徳という形で自分に還元され、人生を豊かにしてくれる」という
上田さんの思考法は素晴らしいですね。
やってはいけないことを決めることが、今の私には改めて問われている気がしています。
周りの方に喜んでいただけるようなアクションを心がけようと思いました。
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