旅にでると今までとは違う自分に出会えたりします。
今回も出張でドバイに来ていますが
ドバイの桁外れの町並みやホテルのつくり方などを見ていると
今までの既成概念では、ビジネスができないことがよくわかりました。
世界ナンバー1戦略をとるドバイはとてつもないモノを作るのが好きで
これが成長の源になっているのです。
今回の視察で様々なホテルにお邪魔していますが
どのホテルも趣向をこらして、すごい空間を生み出しています。
例えば、空港近くのグランドハイアットはロビー下のスペースは
あたかもジャングルのようで、度肝をぬかれます。
ジャングルの中には川が流れていて、ほんものの魚が泳いでいたりします。
また、不思議なことなのですが、イスラム教の国なのに
どのホテルにも煌びやかなクリスマスツリーが飾られていたりもします。
とにかく観光客を喜ばすための仕掛けが、日本人の感覚とは異なっていて壮大なのです。
グランドハイアットはレストランも充実しています。
特にオリエンタルのコーナーがすばらしく
シンガポール料理のPeppercrabはとても美味しくおすすめです。
まずは、ハードに徹底的にお金をかけていくという感じで
一流ホテルに行くといろいろと楽しめます。
ドバイのホテルというとここを忘れるわけにはいきません。
超一流のアルカサル(Al Qasr)なのですが、ここは本当に行く価値があります。
名前の通りお城のようなテーマパークで、あたかもディズニーの映画の世界が広がります。
アラジンが魔法のじゅうたんに乗って現れそうな空間で、ここなら大人も楽しめます。
広大な敷地に広がるリゾート型ホテルはドバイの中でも異彩を放っています。
入り口は厳重でタクシーで入る際もゲートで目的を訪ねられます。
私たちはお客様とのミーティングでしたが、確認が取れるまで敷地内に入れませんでした。
プライベーチビーチやジム、レストラン、ショッピングゾーンなども充実しています。
敷地内は運河があり、施設間の移動はボードでも行えるなど
とにかく桁外れのサイズで、私たちは何度も迷子になりました。
大きさだけでなく。装飾もアラブ風で一つ一つの備品にもお金がかけられています。
もうホテル内を探検しているだけで。楽しい気分になれます。
ディズニーリゾートを超高級にした感じで、何日でも楽しめそうです。
ロビー下のクリスマスのディスプレーなども見る価値ありです。
施設内にはいくつものクリスマスディスプレイーがあって
多くの人が写真撮影していました。
ビーチサイドからの景色も最高です。
多くのヨーロッパからの観光客がここに集まってきています。
ここからはあのブルジュ・アル・アラブも見れます。
特に、エントランス奥のカフェからの夕日は見る価値があります。
このカフェには地元のお金持ちの人が多く集まってきて
アフタヌーンティーを楽しんでいるのが印象的でした。
以前のイタリア映画に「ナポリを見て死ね」という名作がありましたが
まさに今なら「ドバイを見て死ね」という感じです。
ここまでお金をかけたホテルは初めての体験でしたが
アルカーサは施設だけでなく、スタッフのホスタピリティも優れていました。
また、宿泊客でないと施設内の移動も大変です。
宿泊施設にはセキュリティがいて、どこに行くのか質問されるのです。
セキュリティという面でもこのアルカーサは富裕層から支持されているのです。
観光客を集めているドバイは2020年のエクスポまでに、あと200棟のホテルを作るそうです。
世界中の観光客を楽しませる施設がまだまだできそうです。
コメント