28歳まで英語が話せなかった若者が外国人観光ガイドで成功する方法

書評

昨日新しい電子書籍を2冊リーリスしました。
その1冊がMeetripのナンバー1ガイドの小田和尚氏との共著の
28歳で全くのゼロから英語を学び外国人観光ガイドのマッチングサイトでNo.1になれた理由です。
ソーシャリアルのご縁から著者の小田和尚氏と知りあったのですが
彼の面白さに惹かれた私は、会ったその日に電子書籍のリリースを決めたのです。

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小田さんは外国人ガイドなのにもかかわらず、28歳まで英語が全く話せませんでした。
英語が話せれば、界を広げられると考えた小田さんは、思い切った行動にでます。
なんと28歳の時に会社を退職し、貯金をすべてはたいて
英会話スクールに入学するのです。
このアクションが彼のその後の人生を変え、私との出会いのキッカケにもなるのです。
(詳細は本書をお読みください)

必死に勉強した小田さんは、数年で英語を話せるようになり
今度は自分の可能性について考えるようになりました。
英語での会話力やプレゼンスキルをアップした小田さんは
職業選択の自由を得て、自分の人生について悩み始めるのです。
小田さんはいきなり勉強してきた英語が、武器にならないことに気づくのです。

英語が話せる人は五万といるのも事実です。ですから、英語は新しい職業の武器にはなりません。そこで、これまでの経験を棚卸しすることにしたのです。私は子供のころから地理に詳しかったので、観光ガイドみたいな仕事が合っていそうという自負はありました。とはいえ、旅行ガイドのプロだって数えきれないほど存在します。

ただの英語屋ではなく、自分の強みの地理を生かすことを決めるのです。
そして、「英語×地理=観光ガイド」というストーリーを思いつくのです。
自分の強みの掛け合わせで、自分の職業の入り口が見えたのです。
この掛け合わせの考え方こそ、自分の価値を作り出すために必要な手法です。
ぜひ、みなさんも自分の棚卸をしてみてください。

そんな葛藤を抱えていたある日、日経新聞のある記事が私の目に留まったのです。ローカルホストのマッチングサイト「Meetrip(ミートリツプ)」。旅は地元の人に案内してもらう方が絶対に面白い。サービスを立ち上げた経営者が若き日に感じた想いをビジネスにしたサイトの記事でした。ガイドブックに掲載されている場所は観光客であふれかえっていて、日本人に好まれる場所であるかどうかは微妙なところです。確かにその通りです。私も外国人の観光ガイドになるまで、知識こそありましたが東京タワーには行ったことがありませんでした。しかし、Meetripを利用するトラベラーたちは、パッケージツアーに興味を示しません。サブカルチャーや私たち日本人の普段の生活に興味があるのです。私は瞬間的に「これだ」と思いました。

この記事に引き寄せられた小田さんは、パッケージツアーではない個人旅行のガイド
それもマニアックなトラベラーを相手にすることを決めたのです。
小田さんの思考を整理すると以下の流れになります。
英語を使う職業→超レッドオーシャン
観光ガイド→レッドオーシャン
マニアのための観光ガイド→ブルーオーシャン
小田さんは悩み続けることで、自分の価値を見つけ
最高な職業をゲットできたのです。

英語が話せる人でマニアックなガイドができる人は少ない。マニアックなガイドができる人で英語が話せる人は少ない。普段の生活に興味があるのです。私は瞬間的に「これだ」と思いました。英語が話せる人でマニアックなガイドができる人は少ない。マニアックなガイドができる人で英語が話せる人は少ない。自分にはその両方ができる。これこそ私の求めていた職業だと確信しました。

外国人観光客がこの数年で増え続けています。
日本は外国人にとっては憧れの地で
東南アジアのデータを見ると
行きたい国調査でダントツの一位になっています。
中国、台湾、欧米、東南アジアの人々が今後団体旅行ではなく
個人旅行客としても、日本にリピートするはずですから
外国人観光ガイド、それも彼らをおもてなしの心で迎えるガイドは
東京オリンピックを控えた日本において、注目される職業のひとつになりそうです。

日本をよく知ってもらうためには
小田さんのようなマニアックなガイドが必要なのです。
好きなものには外国人は徹底的にお金を使います。
外国人の日本マニアを増やして、日本の成長につなげたいものです。
外国人ツーリストが求めているモノがこの一冊には凝縮されています。
ガイドになりたい方、インバウンドを職業にしている方にはおすすめの一冊です。
  

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