血管アンチエイジングという言葉を聞く機会が増えました。
普段はあまり気にしない血管ですが、実は重要な役割を担っています。
血管を若返らせることで健康を維持でき、老化を防げるのです。
血管年齢が若い人は、見た目も若いそうです。
加齢にともない血管内に異物が溜まり、血管が汚れていきます。
これが高血圧症や動脈硬化の原因となり
心筋梗塞、脳梗塞などの危険な生活習慣病を発症させるのです。
血管をきれいにしないと病気になるリスクが高まるということを意識しましょう。
最近では、活性酸素の増加によって、細胞や血管を傷つけることがわかっています。
この活性酸素が血管をダメにさせ、健康を害したり、老化を進行させるのです。
ファスティングを始めてから、健康系の本から積極的に情報を得ていますが
アマゾンでレコメンドされた電子書籍の
手遅れになる前に血管のそうじを今すぐはじめなさい(杉岡充爾著)を読んでみました。
本書のおかげで、血管をきれいにそうじすることの重要性を短時間で理解できました。
杉岡氏によると血管をきれいにするたえには、たった3つのことを覚えれば良いのです。
血管のおそうじをするうえで意識してほしいことはそんなに多くありません。たったの3つです。
1つ:血管に良い食べ物、栄養素を積極的にとること
2つ:血管に悪い食べものを積極的に除外すること
3つ:緊張した体のストレスを減らし、血管の緊張を取り除くこと
■血管に良い食べ物、栄養素を積極的にとること
血管に良い食べ物を知らないと、生活習慣病のリスクが高まります。
では、血管に良い食べ物の条件とは何でしょうか?
杉岡氏は以下の3つの条件をあげています。
1、血液をサラサラにしてくれるもの
2、抗酸化力の高いもの
3、腸をキレイにしてくれるもの
その条件にもっともフィットするものは野菜なのです。
野菜の中にはフィトケミカルが豊富に含まれており、抗酸化力を高めてくれます。
血液をサラサラにする野菜の代表格は玉ねぎ、ニンニク、ねぎ、ブロッコリーなどです。
抗酸化力が特に高い野菜としては、トマト、ブロッコリー、にんじんなどがあります。
トマトに入っているリコペン、プロッコリーに入っているスルフォラファン
にんじんに入っているβ力ロテンなどは、ずば抜けて抗酸化力の高いそうです。
腸を健康にしてくれる野菜はレタス、にんじん、こぼう、ブロッコリーです。
食物繊維を多く含み、腸内の善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌のエサとなり
これらの野菜を食べることで、腸内環境を整えられるのです。
野菜以外では、リンゴやブルーベリーの果物などが良いとされています。
特に、ブルーベリーは抗酸化ポリフェノールを多く含むため
血管に対する優れた保護作用をもつと言われています。
■血管に悪い食べものを積極的に除外すること
血管の酸化をおこし、血糖値を上げる食べ物は、できるだけ食べるのを避けましょう。
その中で、もっとも良くないのは砂糖です。
砂糖ほど血管を痛めつける食べ物はないと言います
砂糖は急激に血液中の血糖値を上げ、血管の糖化を進ませます。
血管の糖化が起きると血管は炎症をおこし、詰まってしまうのです。
マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸も
血管に強い炎症を起こしますから、摂取しないようにしましょう。
アメリカでは心臓病のリスクで規制されていますが
日本では伸ばし状態なので注意が必要です。
■緊張した体のストレスを減らし、血管の緊張を取り除くこと
ストレスも血管にはよくありません。
体の神経には、体を緊張させ、血管を収縮させる役割のある交感神経と
体をリラックスさせ、血管を拡張させる副交感神経の2つがあります。
血管の緊張をとり、血管に余裕を持たせるためには
副交感神経をしっかり働かせないといけません。
杉岡氏は朝一で行う深呼吸とストレッチがよいと本書で紹介しています。
血管をそうじするときには、酸素がとても大事な役割をします。
慢性的に低酸素状態の血管を労わるために、朝の深呼吸を欠かさないようにしましょう。
また、最近私がスタートしたファスティングも血管には効果があります。
長年体内に蓄積された有害物や毒素も単期間で排出されるのです。
生活習慣病に悩む人は、このファスティングを検討してもよいかもしれません。
私もこの数日で体が相当スッキリしました!!
血管は健康を支えるために重要な働きをしてくれています。
本書を読むことで、普段は全く気にしていなかった血管に感謝できました。
健康のために引き続き、血管アンチエイジングチャレンジしていこうと思います。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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