なんともショッキングなタイトルの書籍フェイスブックが危ないの
著者守屋英一さんに、先日9月2日にお会いしてきました。
守屋英一さんは日本IBMのお勤めのビジネスマン。
国内外のサイバーアタックから企業や国家を守る専門家です。
そんなB2Bのセキュリティのスペシャリストである守屋さんですが
日本でも大人気のFacebookには、セキュリティ上のリスクが多いと気づき
セミナーなどで一般の方にボランティアで啓蒙を始めたそうです。
今年、6月に活動を通じて警告していたFacebookのリスクをまとめた
フェイスブックが危ないを出版なさいました。
リリースのタイミングでお会いするはずでしたが、時間が合わず
漸く一昨日の9月2日にランチをご一緒しました。
国家や警察のセキュリティーのアドバイザーを担う守屋さんだったので
お会いする前に、怖い人だったらどうしようと思いましたが
実際の守屋さんは物腰も丁寧で、話もわかりやすく一気にファンになりました。
セキュリティで世の中に貢献したいというお話を
守屋さんはランチの間ずっとされていました。
こういった志には本当に痺れます。
スマホを通じてFacebookにいつでもどこでも
気軽に投稿する人が増えていますが
便利さの一方で個人情報の流出などトラブルも起こっています。
新卒や中途での企業の採用チェックなどにも使われ始めていますので
書き込みには相当の注意が必要です。
日頃、facebookの積極利用を提案している私も
守屋さんのフェイスブックが危ないから相当勉強させていただきました。
第5章の「超説テクニックを初公開!」は事例やテクニック紹介が身近で面白く
特に、家族やお子様をお持ちの方には、絶対に読んでいただきたいです。
家族や子供をリスクから守るためのチェックを本書を通じて
至急たることを皆さまにお薦めします。
また、ビジネスで使う場合のチェックポイントも簡略に整理されています。
企業のガイドライン整備が私も重要だと思っていますが
守屋さんも所属する日本IBMのSNSガイドラインを使いながら
本書の中でそれをうまく説明しています。(大事なので見出しを引用します)
■日々の仕事を忘れないでください。
■けんかを仕掛けてはなりません。
■機密情報、占有情報の保護
■免責文を使いましょう。
「オンラインでの活動があなたの仕事やお客様へのコミットメントを
妨害することのないよう、注意してください。」という
個人のスタンスの明確化など、公私の使い分けは
ソーシャルメディア活用では本当に重要です。
下手をすると無意識の書き込みが機密漏洩や炎上につながりかねません。
実際、私もここがとても気になり
本書の119P〜121Pまでのガイドライン説明は何度も読み返しました。
詳細はフェイスブックが危ないをチェックください。
今回、守屋さんとのご縁もソーシャルメディアからいただきました。
以前アップルストアのイベントでお知り合いになった鈴木丈介さんが
守屋さんのお手伝いをしている関係でご紹介いただきました。
使い方さえ間違えなければソーシャルメディアは
出会いをデザインしてくれる強力なツールです。
今後もリスクを意識しながら、積極的に活用していきたいと思います。
鈴木さんご紹介ありがとうございました!
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