昨日の産經新聞はFBやGrouponの株価が暴落して
ソーシャルメディアバブルが崩壊したという記事を掲載していました。
以下産經新聞記事引用
インターネット交流サイト(SNS)の成長性に陰りが見え始めた。
SNS最大手の米フェイスブックが26日発表した上場後初の四半期決算は
最終損益が1億 5700万ドル(約123億円)の赤字。
25日にはフェイスブック、ソーシャルゲーム最大手ジンガ、
割引クーポン購買で知られるグルーポンの株価がそろって
上場来安値を更新するなど、過度な成長期待がはがれ落ちた。
フェイスブックの2012年4~6月期決算は主力の広告事業が堅調で、
フェイスブックの2012年4~6月期決算は主力の広告事業が堅調で、
上場費用を除けば実質黒字を確保した。
ただ、時間外取引でフェイスブック株は一時10%超下落した。
フェイスブックは5月に、ネット企業最大のIPO(株式公開)の触れ込みで
フェイスブックは5月に、ネット企業最大のIPO(株式公開)の触れ込みで
ナスダック市場に上場したが、景気や広告頼みのビジネスモデルへの懸念から、
株価は公開価格の38ドルを大幅に割り込み、上場以来、36%も値下がりした。
(略)
売りが売りを呼ぶ「ソーシャル・バブル」破裂は資金循環の悪化につながる。
SNSからは、駆け込み的に増資を引き受けた投資家が、
上場直後に売り逃げる現象が目立つ。
グルーポンは上場した昨年11月から77%も株価が下落した。
高い話題性に目を付け、短期の上場益にあやかろうと世界中の投資家が
SNS株に群がったのも、バブル破裂の一因になった。
確かに、投資家の過度の期待とFB経営陣のIPO価格の引き上げ等
FBの株価が高すぎものであったことは否めません。
そういった意味ではバブルがはげ落ちたことは事実でしょう。
このバブルを止めるためにはFBがマネタイズ戦略を
投資家やメディアに明らかにする必要があります。
実際、FBが10億人近いユーザー、5億人以上のモバイルユーザを
確保していることは否定出来ません。
株価がIPO時に戻ることはすぐには期待出来ませんが
これらの資産を有効活用すれば可能性があるかもしれません。
株価アップのためには、スマホでのマネタイズの明確化
それを投資家にポジティブに伝える姿勢等がポイントになりそうです。
先日の決算発表後のマーク・ザッカーバーグの酷さが
FB株の売りを加速した一面もあります。
マーク・ザッカーバーグの早急なメディアトレーニングも必要かもしれません。
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